この記事では、Excel Add-In for Blackbaud FE NXT をつかって、Excel からデータを Blackbaud FE NXT に移行する方法を説明します。
CData Excel Add-In for Blackbaud FE NXT を使えば、Excel から直接Blackbaud FE NXT への編集や保存が可能になります。この記事では、Excel から Blackbaud FE NXT にデータを移行する方法を説明します。 Blackbaud FE NXT のデータを一度Excel にエクスポートして編集・データソースの一括更新を行えるだけではなく、Excel スプレッドシートに保存されているデータを一括でBlackbaud FE NXT にインポートすることも可能です。 今回の記事では、Accounts テーブルを使います。同じことが、CData Excel Add-In で取得できるすべてのテーブルに対して実行可能です。

接続の確立
Blackbaud FE NXT への接続には、Excel Add-in をインストールしたExcel の[CDATA]タブ→[Blackbaud FE NXT]アイコンをクリックします。
Blackbaud Financial Edge NXT はOAuth 認証標準を利用しています。OAuth を使って認証するには、アプリケーションを作成してOAuthClientId、OAuthClientSecret、およびCallbackURL 接続プロパティを取得する必要があります。
認証方法についての詳細は、ヘルプドキュメントの「OAuth 認証の使用」を参照してください。
Blackbaud FE NXT データの取得
Blackbaud FE NXT にデータを挿入するには、まず該当するBlackbaud FE NXT のテーブルを取得します。これによりExcel スプレッドシートとBlackbaud FE NXT のテーブルが連携した状態になります。取得したテーブルに対し変更、もしくは追加した部分は文字が赤でハイライトされます。
- CData リボンからBlackbaud FE NXT ボタンをクリックします。データ選択ウィザードが表示されます。
- テーブルもしくはビューメニューから、Accounts テーブルを選択します。
- [最大行数]に、取得したい最大行数を入力します。データの一括入力だけが目的の場合は1行だけを取得すれば十分です。リクエストどおりにクエリ欄にSQL クエリが表示されます。
- [シート名]に作成されるシートの名前を入力します。デフォルトでは、取得するテーブル名が新しいシート名になります。
Blackbaud FE NXT へのデータの挿入
データ取得後、既存のExcel で保存されているデータを取得したテーブルの下に追加していきます。
- テーブルの最終行の下の行に、他のシートを参照する式を入力します。例:=MyAccountsSheetInExcel!A1。
- Blackbaud FE NXT に挿入するセルを参照する式を入力し、セルを取得する行数分ドラグダウンします。テーブルに参照された値が表示されます。
- 挿入する行を選択して、CDATA リボンの[行を挿入]ボタンをクリックします。
各行の挿入が完了すると、Id の値が表示され、追加した値の文字が赤から黒に変わります。
