SAP Concur をTalend Open Studio の標準コンポーネントおよびデータソース設定ウィザードに統合。
この記事では、Talend で簡単にCData JDBC driver for SAP Concur をワークフローに統合してSAP Concur データ連携する方法を説明します。ここではCData JDBC Driver for SAP Concur を使ってTalend でSAP Concur をジョブフローに転送します。
※製品について詳しい情報をご希望の方は以下からお進みください。
- SAP Concur にほかのBI、ETL、開発ツールから接続したい:SAP Concur データ連携ガイドおよびチュートリアルのリストへ
- SAP Concur Drivers について詳細を知りたい:ドライバー詳細情報ページへ
- ほかのデータソースに連携したい:CData Drivers 一覧へ
- ドライバーの30日の無償トライアル版を使いたい:トライアル版ダウンロードページへ
- 製品の利用やライセンスについて相談したい:sales@cdata.co.jp までメールにてご相談ください。
JDBC データソースとしてTalend でSAP Concur に接続
下記の手順に従って、SAP Concur にJDBC 接続を確立します:
- SAP Concur を新しいデータベース接続を追加:新しく接続を追加するには、[Metadata]ノードを展開し[Db Connections]ノードを右クリックして[Create Connection]をクリックします。
- ウィザードが表示されたら、接続に名前を入力します。
次のページで、[DB Type]メニューから[Generic JDBC]を選択してJDBC URL を入力します。
SAP Concur はOAuth 2 認証標準を使います。SAP Concur の登録アプリのOAuthClientId およびOAuthClientSecret を入力します。詳細はヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。
以下は一般的なJDBC URL です:
jdbc:sapconcur:OAuthClientId=MyOAuthClientId;OAuthClientSecret=MyOAuthClientSecret;
- インストールディレクトリの[lib]サブフォルダ内にあるcdata.jdbc.sapconcur.jar ファイルへのパスを入力します。
- 接続を右クリックして[Retrieve Schema]をクリックします。
- デフォルトオプションで[Next]をクリックしインポートしたいテーブルを選択します。
- デフォルトオプションでウィザードを終了します。

Departments テーブルをフラットファイルに出力
下記の手順に従って、Departments テーブルをフラットファイル出力コンポーネントに転送します:
- [Table Schemas]ノードで、テーブルをワークスペース内にドラッグします。
- ダイアログが表示されたら[tJDBCInput]コンポーネントを選択します。
- 次に、[tFileOutputDelimited]コンポーネントをPalette の[Business Intelligence]タブからワークスペース内にドラッグします。
- Departments tJDBCInput コンポーネントを右クリックしてベクタを出力ファイルにドラッグします。
プロジェクトを実行してデータを転送します。