製品をチェック

CData Connect Cloud の詳細はこちら

  30日間無償トライアルへ

Bubble でCosmos DB データと連携したアプリを作成

CData Connect Cloud を使ってCosmos DB のOData フィードを作成し、Bubble でカスタムアプリを作成します。

杉本和也
リードエンジニア

最終更新日:2022-06-02
cosmosdb ロゴ

CData

cloud ロゴ画像
Bubble ロゴ

こんにちは!リードエンジニアの杉本です。

Bubble はアプリや業務用の開発・ローンチを容易にするローコード / ノーコードツールです。さらにCData Connect Cloud と連携することで、ノーコードアプリ開発用のCosmos DB データへのクラウドベースのアクセスをノーコードで追加できます。本記事では、CData Connect Cloud 経由でBubble からCosmos DB 連携を実現する方法を紹介します。

CData Connect Cloud はCosmos DB データへのクラウドベースのOData インターフェースを提供し、Bubble からCosmos DB データへのリアルタイム連携を実現します。

Connect Cloud アカウントの取得

以下のステップを実行するには、CData Connect Cloud のアカウントが必要になります。こちらから製品の詳しい情報とアカウント作成、30日間無償トライアルのご利用を開始できますので、ぜひご利用ください。


Connect Cloud を構成

Bubble でCosmos DB データを操作するには、Connect Cloud からCosmos DB に接続し、コネクションにユーザーアクセスを提供してCosmos DB データのOData エンドポイントを作成する必要があります。

Cosmos DB に接続したら、目的のテーブルのOData エンドポイントを作成します。

(オプション)新しいConnect Cloud ユーザーの追加

必要であれば、Connect Cloud 経由でCosmos DB に接続するユーザーを作成します。

  1. 「Users」ページに移動し、 Invite Users をクリックします。
  2. 新しいユーザーのE メールアドレスを入力して、 Send をクリックしてユーザーを招待します。 新しいユーザーを招待
  3. 「Users」ページからユーザーを確認および編集できます。 Connect Cloud ユーザー

パーソナルアクセストークンの追加

OAuth 認証をサポートしていないサービス、アプリケーション、プラットフォーム、またはフレームワークから接続する場合は、認証に使用するパーソナルアクセストークン(PAT)を作成できます。きめ細かなアクセス管理を行うために、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。

  1. Connect Cloud アプリの右上にあるユーザー名をクリックし、「User Profile」をクリックします。
  2. 「User Profile」ページで「Access Token」セクションにスクロールし、 Create PAT をクリックします。
  3. PAT の名前を入力して Create をクリックします。 Creating a new PAT
  4. パーソナルアクセストークンは作成時にしか表示されないため、必ずコピーして安全に保存してください。

Connect Cloud からCosmos DB に接続

CData Connect Cloud では、簡単なクリック操作ベースのインターフェースでデータソースに接続できます。

  1. Connect Cloud にログインし、 Add Connection をクリックします。 コネクションの追加
  2. 「Add Connection」パネルから「Cosmos DB」を選択します。 データソースの選択
  3. 必要な認証プロパティを入力し、Cosmos DB に接続します。

    CosmosDB 接続プロパティの取得・設定方法

    SQL API を使ってCosmos DB アカウントに接続するために必要な接続文字列を取得するには、Azure Portal にログインして「Azure Cosmos DB」を選択し、自分のアカウントを選択します。「Settings」セクションで、「Connection String」をクリックして次の値を設定します。

    • AccountEndpoint:この値は、Cosmos DB アカウントの「Keys」ブレードからのCosmos DB アカウントURL に設定してください。
    • AccountKey:Azure ポータルで、Cosmos DB サービスに移動してAzure Cosmos DB アカウントを選択します。リソースメニューから、 「Keys」ページに移動します。「PRIMARY KEY」値を見つけ、Token をこの値に設定します。
    接続の設定(Salesforce の表示)
  4. Create & Test をクリックします。
  5. 「Add Cosmos DB Connection」ページの「Permissions」タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。 権限を更新

Connect Cloud にCosmos DB OData エンドポイントを追加する

Cosmos DB に接続したら、目的のテーブルのOData エンドポイントを作成します。

  1. OData ページに移動し、 Add をクリックして新しいOData エンドポイントを作成します。
  2. Cosmos DB 接続(例:CosmosDB1)を選択し、Next をクリックします。
  3. 使用するテーブルを選択し、「Confirm」をクリックします。 テーブルを選択(Salesforce の例)

コネクションとOData エンドポイントを設定したら、Bubble からCosmos DB データに接続できます。

Cosmos DB データに接続したアプリを作成

OData エンドポイントをConnect Cloud に追加したら、Cosmos DB データへのライブ接続が可能なアプリをBubble で作成できます。

Bubble API Connector を設定

まずは、Bubble からCData Connect Cloud にアクセスするためのAPI Connector を設定します。

  1. アプリ内で、Plugins タブをクリックして Add plugins をクリックします。
  2. 「API Connector」を検索して「Install」をクリックします。 API Connector プラグインのインストール
  3. インストール後、「Add another API」ボタンをクリックしてAPI を設定します。
    • API に名前を設定します。
    • Authentication を「HTTP Basic Auth」に設定します。
    • Username をConnect Cloud のユーザーに設定します(user@mydomain.com)。
    • Password を上記のユーザーのPAT に設定します。
    • API Call を展開して、「GET」コマンドを選択してURL を先ほど設定したOData エンドポイント(例: https://cloud.cdata.com/api/odata/service/Customers)に設定します。
    API Call を設定
  4. 「Initialize call」ボタンをクリックしてレスポンスのデータ型を必要に応じて調整します。 call を初期化
  5. 必要な変更を加えた後、「SAVE」をクリックします。 データ型を保存

App UI の設定

API Connector を設定したら、Bubble アプリでCosmos DB データを取得できます。本記事では、Excel ライクなテーブルを表示できるUI コンポーネントでデータをリクエストします。

  1. Plugin タブで、「Excel-like HandsonTable」をインストールします。 Excel-like HandsonTable プラグインを追加
  2. Design タブで、「Excel Table」をワークスペースに追加します。 Excel Table をアプリに追加
  3. Excel Table のData source で、「Get data from an external API」を選択します。
  4. Type of content を「API Call value」に設定します。
  5. Data source を"CData Connect Cloud - <API Call の値>"(またはこれと同等な値)に設定します。 Excel Table をAPI Call にバインド
  6. 「Preview」をクリックしてCosmos DB からデータが取得できたことを確認します。 アプリをプレビュー

この時点で、バックエンドAPI を設定する手間なくCosmos DB データへのライブ接続を持つアプリケーションを開発できます。

クラウドアプリケーションからCosmos DB データへのライブ接続

Bubble からCosmos DB リアルタイムデータに直接接続できるようになりました。これで、Cosmos DB データを複製せずにより多くの接続とアプリを作成できます。

クラウドアプリケーションから直接100を超えるSaaS 、ビッグデータ、NoSQL ソースへのリアルタイムデータアクセスを取得するには、CData Connect Cloud を参照してください。

関連コンテンツ

トライアル・お問い合わせ

30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。