製品をチェック

DocuSign ODBC Driver の30日間無償トライアルをダウンロード

 30日間の無償トライアルへ

製品の詳細

DocuSign アイコン DocuSign ODBC Driver 相談したい

DocuSign ODBC Driver を使って、ODBC 接続をサポートするあらゆるアプリケーション・ツールからDocuSign データに連携。

DocuSign にデータベースのようにアクセス - Accounts、Envelopes、Folders にODBC インターフェースで接続。

PowerShell を使ってDocuSign データをSQL Server にレプリケーション

DocuSign をPowerShell スクリプトを記述。リアルタイムデータへの接続を使用してDocuSign データをSQL Server にレプリケーション(複製)。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2023-09-26

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

CData ODBC Driver for DocuSign は、Microsoft のビルトインODBC サポートを使用して、追加設定なしで連携を可能にします。ODBC ドライバーは、PowerShell から実際のDocuSign データへの連携を即座に実現します。

PowerShell に組み込まれている.NET Framework Provider for ODBC を使用して、DocuSign を他のデータベースに複製するなどの統合タスクを素早く自動化できます。この記事では、DocuSign をSQL Server に5 行のコードで複製する方法を説明します。

PowerShell コードを記述し、create、read、update、delete (CRUD) 操作を実行することも可能です。以下の例を参照してください。

CData ODBC ドライバとは?

CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。

  1. DocuSign をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
  2. 多様なアプリケーション、ツールにDocuSign データを連携
  3. ノーコードでの手軽な接続設定
  4. 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み

CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてDocuSign の接続を設定、2.PowerShell 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。

CData ODBC ドライバのインストールとDocuSign への接続設定

まずは、本記事右側のサイドバーからDocuSign ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。

未指定の場合は、初めにODBC DSN(data source name)で接続プロパティを指定します。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC Data Source Administrator を使用して、ODBC DSN を作成および構成できます。

DocuSign への接続には以下の接続プロパティを設定します:

  • UseSandbox: UseSandbox は現在のユーザーアカウントがサンドボックスかそうでないかを示します。デフォルトはfalse です。サンドボックスアカウントがある場合はTrue に設定します。
  • AccountId (optional): 認証が成功すると自動的に設定されます。 または、複数のAccount Id にアクセスできる場合は、接続文字列で手動で設定できます。アカウントId を取得するには、UserInfo ビューをクエリします。

DocuSign への認証

DocuSign はOAuth 認証標準を利用しています。OAuth を使って認証するには、アプリケーションを作成してOAuthClientId、OAuthClientSecret、およびCallbackURL 接続プロパティを取得しなければなりません。認証方法については、ヘルプドキュメントの「OAuth 認証の使用」を参照してください。

DocuSign への接続

以下のコードは、DSN を使用してPowerShell でデータソースへの接続を初期化する方法を説明します。

$conn = New-Object System.Data.Odbc.OdbcConnection $conn.ConnectionString = "DSN=CData DocuSign Source x64"

DocuSign データをSQL Serverにバックアップ

キャッシュを有効にした後、以下のコードを使用して、データをSQL Server に複製できます。

次の接続プロパティを設定し、キャッシュデータベースを構成します。

  • CacheProvider:ADO.NET プロバイダの名前です。これは、ご使用のバージョンの.NET のMachine.config にあります。例として、SQL Server を構成するにはSystem.Data.SqlClient と入力します。

  • CacheConnection:データベースの接続に必要なプロパティの接続文字列です。以下はSQL Server の一例です。

    Server=localhost;Database=RSB;User Id=sqltest;Password=sqltest;

この例のSQL クエリを使用して、スキーマを含むキャッシュされたテーブル全体を更新できます。既存のキャッシュはすべて削除されます。

$conn.Open() # Create and execute the SQL Query $SQL = "CACHE DROP EXISTING SELECT * FROM " + $Documents $cmd = New-Object System.Data.Odbc.OdbcCommand($sql,$conn) $count = $cmd.ExecuteNonQuery() $conn.Close()

ドライバーを使用すると、キャッシュ機能を完全に制御できます。その他のキャッシュコマンドと使用例については、ヘルプドキュメントを参照してください。他のデータベースに複製する手順についても、ヘルプドキュメントを参照してください。

その他の操作

PowerShell でDocuSign を取得するには、OdbcDataAdapter メソッドのFill メソッドを呼び出します。データ操作コマンドを実行するには、OdbcCommand オブジェクトを初期化してからExecuteNonQuery を呼び出します。以下は、.NET Framework Provider for ODBC を介した、DocuSign へのCRUD コマンドの例です。

DocuSign データの取得

$sql="SELECT DocumentId, DocumentName from Documents" $da= New-Object System.Data.Odbc.OdbcDataAdapter($sql, $conn) $dt= New-Object System.Data.DataTable $da.Fill($dt) $dt.Rows | foreach { $dt.Columns | foreach ($col in dt{ Write-Host $1[$_] } }

DocuSign データの更新

$cmd = New-Object System.Data.Odbc.OdbcCommand("UPDATE Documents SET DocumentName='TPSReport' WHERE Id = @myId", $conn) $cmd.Parameters.Add(new System.Data.Odbc.OdbcParameter("myId","001d000000YBRseAAH") $cmd.ExecuteNonQuery()

DocuSign データの挿入

$cmd = New-Object System.Data.Odbc.OdbcCommand("INSERT INTO Documents SET DocumentName='TPSReport' WHERE Id = @myId", $conn) $cmd.Parameters.Add(new System.Data.Odbc.OdbcParameter("myId","001d000000YBRseAAH") $cmd.ExecuteNonQuery()

DocuSign データの削除

$cmd = New-Object System.Data.Odbc.OdbcCommand("DELETE FROM Documents WHERE Id = @myid", $conn) $cmd.Parameters.Add(new System.Data.Odbc.OdbcParameter("myId","001d000000YBRseAAH") $cmd.ExecuteNonQuery()

DocuSign からPowerShell へのデータ連携には、ぜひCData ODBC ドライバをご利用ください

このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。

CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。

関連コンテンツ

トライアル・お問い合わせ

30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。