Microsoft Access リンクテーブルからGoogle Campaign Manager データを更新

こんにちは！ウェブ担当の加藤です。Microsoft Access はMicrosoft の提供するデータベースソフトであり、Excel ライクな操作で手軽にデータベースを扱えます。CData ODBC Drivers と組み合わせることで、Access からGoogle Campaign Manager を含む270を超えるSaaS / DB と連携することができます。本記事では、CData ODBC Driver for GoogleCM を使って、Microsoft Access でGoogle Campaign Manager を取得および更新する方法をご紹介します。

Google Campaign Manager との接続を作成

まずは、本記事右側のサイドバーからGoogleCM ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。ODBC ドライバーのインストール完了時にODBC DSN 設定画面が立ち上がります。または、Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってDSN を作成および設定できます。

Google Campaign Manager への接続には、OAuth 認証標準を使います。ユーザーアカウントまたはサービスアカウントで認証できます。組織全体のアクセススコープを本製品に許可するには、サービスアカウントが必要です。

詳細はヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。

一般的な接続文字列は次のとおりです：

UserProfileID=MyUserProfileID;

ODBC データソースアドミニストレーターで必要なプロパティを設定する方法の詳細は、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。

CampaignPerformance データのリンクテーブルを作成

次の手順を実行することで、Access からリンクテーブルを作成してリアルタイムでGoogle Campaign Manager のCampaignPerformance データにアクセスできます。

1. Access の「外部データ」タブで「新しいデータソース」->「他のソースから」->「ODBC データベース」をクリックします。
2. データの保存方法オプションで、インポートかリンクテーブルかを選択します。リンクテーブルを利用することで、CampaignPerformance テーブルを読み込むだけではなく、リアルタイムでの書き込みも可能になります。
3. 「コンピュータデータソース」タブで、先ほど設定した「CData Google Campaign Manager Source」を選択します。
4. CampaignPerformance テーブルを選択します。このテーブルについての詳細は、ヘルプドキュメントの「データモデル」を参照してください。

リンクテーブルをダブルクリックで編集

これでGoogle Campaign Manager データへのリンクテーブルが作成できたので、自由にテーブル内のデータを読み込み・書き込みできます。リンクテーブルは常に最新のデータを持ち、すべての変更は元となるテーブルに反映されます。

おわりに

このようにCData ODBC Drivers と併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをAccess からコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。