Pentaho BI ツールでSalesforce Einstein のレポートを作成。
CData JDBC Driver for Salesforce Einstein はダッシュボードや帳票ツールからリアルタイムSalesforce Einstein データへの連携を可能にします。この記事では、Salesforce Einstein をJDBC データソースとして接続する方法と、Pentaho でSalesforce Einstein を元に帳票を作成する方法を説明します。
接続と帳票の作成
- インストールディレクトリの[lib]サブフォルダ内のJAR ファイルをコピーし、Pentaho のディレクトリ内の\Report-Designer\lib\jdbc\ フォルダに配置します。
- \Report-Designer\ フォルダのreport-designer.bat ファイルを起動し、Report-Designer UI を開きます。
以下の手順でドライバーを新しいデータソースに設定します。[Data]>[Add Data Source]>[Advanced]>[JDBC (Custom)]とクリックし、新しいSalesforce Einstein 接続を作成します。ダイアログが表示されたら、次のように接続プロパティを設定します。
Custom Connection URL property:JDBC URL を入力。初めに以下を入力し jdbc:sfeinsteinanalytics: 次にセミコロン区切りで接続プロパティを入力します。
Salesforce Einstein Analytics はOAuth 2 認証標準を利用しています。Salesforce Einstein Analytics にアプリケーションを登録し、OAuthClientId およびOAuthClientSecret を取得する必要があります。
詳しくは、ヘルプドキュメントの「Salesforce Einstein Analytics への接続」を参照してください。
以下は一般的なJDBC URL です:
jdbc:sfeinsteinanalytics:OAuthClientId=MyConsumerKey;OAuthClientSecret=MyConsumerSecret;CallbackURL=http://localhost:portNumber;
- Custom Driver Class Name:cdata.jdbc.sfeinsteinanalytics.SFEinsteinAnalyticsDriver と入力。
- User Name:認証するユーザーネーム。
- Password:認証するパスワード。
レポートに Salesforce Einstein データを追加
これで、Salesforce Einstein の帳票を作成する準備が整いました。
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帳票にSalesforce Einstein データソースを追加します:[Data]>[Add Data Source]>[JDBC]をクリックし、データソースを選択します。
クエリを設定します。この記事では次を使います:
SELECT Name, CloseDate FROM Dataset_Opportunity
- 帳票にチャートをドラッグし、ダブルクリックしてチャートを編集します。帳票を実行して、チャートを表示します。このクエリ結果を使って、Dataset_Opportunity テーブルのシンプルなチャートを作成することができます。
- 帳票を実行して、チャートを見てみましょう。
