データビジュアライゼーション、ハイパフォーマンスな統計関数を使ってSalesforce Einstein をMicrosoft R Open で分析。
Pure R スクリプトおよび 標準SQL を使ってSalesforce Einstein にアクセス。CData ODBC Driver for Salesforce Einstein とRODBC package を使って、R でリモートSalesforce Einstein を利用できます。CData Driver を使うことで、オープンソースでポピュラーなR 言語のデータにアクセスできます。この記事では、ドライバーを使ってSalesforce Einstein にSQL クエリを実行する方法、およびR でSalesforce Einstein をビジュアライズする方法について説明します。
R をインストール
マルチスレッドのMicrosoft R Open を実行すること、またはBLAS/LAPACK ライブラリにリンクされたオープンR を実行することによって、マルチスレッドおよびマネージドコードからドライバーのパフォーマンスにマッチできます。ここでは、Microsoft R Open 3.2.3 を使用します。CRAN レポジトリのJan. 1, 2016 snapshot からパッケージをインストールするために事前設定されています。このsnapshot は再現性を保証します。
Salesforce Einstein ODBC Data Source としてSalesforce Einstein に連携
接続プロパティの指定がまだの場合は、まずODBC DSN (データソース名)で接続設定を行います。これはドライバーのインストール時に自動的に立ち上がります。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってODBC DSN を作成および設定できます。
Salesforce Einstein Analytics はOAuth 2 認証標準を利用しています。Salesforce Einstein Analytics にアプリケーションを登録し、OAuthClientId およびOAuthClientSecret を取得する必要があります。
詳しくは、ヘルプドキュメントの「Salesforce Einstein Analytics への接続」を参照してください。
RODBC パッケージをロード
ドライバーを使うにはRODBC パッケージをダウンロードします。RStudio で[Tools]>[Install Packages]をクリックし、RODBC を[Packages]ボックスに入力します。
RODBC パッケージをインストールしたら、次のコードを入力してパッケージをロードします。
library(RODBC)
ODBC データソースとしてSalesforce Einstein データに連携
次のコードを使ってR のDSN に接続できます:
conn <- odbcConnect("CData Salesforce Einstein Source")
スキーマ検出
ドライバーはSalesforce Einstein API をリレーショナルデータベース、ビュー、ストアドプロシージャとしてモデル化します。次のコードを使ってテーブルリストを検出します。
sqlTables(conn)
SQL クエリの実行
sqlQuery 関数を使ってSalesforce Einstein API がサポートするすべてのSQL クエリを実行します。
dataset_opportunity <- sqlQuery(conn, "SELECT Name, CloseDate FROM Dataset_Opportunity", believeNRows=FALSE, rows_at_time=1)
次のコマンドを使って、結果を[data viewer]ウィンドウで見ることができます。
View(dataset_opportunity)
Salesforce Einstein データをプロット
これで、CRAN レポジトリで利用可能なあらゆるデータビジュアライゼーションパッケージを使ってSalesforce Einstein を分析できます。ビルトインのbar plot 関数を使って簡単なバーを作成できます:
par(las=2,ps=10,mar=c(5,15,4,2))
barplot(dataset_opportunity$CloseDate, main="Salesforce Einstein Dataset_Opportunity", names.arg = dataset_opportunity$Name, horiz=TRUE)
