各製品の資料を入手。
詳細はこちら →CData
こんにちは!テクニカルディレクターの桑島です。
Denodo Platform は、エンタープライズデータベースのデータを一元管理するデータ仮想化製品です。CData JDBC Driver for Elasticsearch と組み合わせると、Denodo ユーザーはリアルタイムElasticsearch のデータと他のエンタープライズデータソースを連携できるようになります。この記事では、Denodo Virtual DataPort Administrator でElasticsearch の仮想データソースを作成する手順を紹介します。
最適化されたデータ処理が組み込まれたCData JDBC Driver は、リアルタイムElasticsearch のデータを扱う上で比類のないパフォーマンスを提供します。Elasticsearch にSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をElasticsearch に直接渡し、サポートされていない操作(主にSQL 関数とJOIN 操作)は組み込みSQL エンジンを利用してクライアント側で処理します。組み込みの動的メタデータクエリを使用すると、ネイティブデータ型を使ってElasticsearch のデータを操作および分析できます。
Denodo からリアルタイムElasticsearch のデータに接続するには、JDBC Driver のJAR ファイルをDenodo の外部ライブラリディレクトリにコピーし、Virtual DataPort Administration Tool から新しいJDBC データソースを作成する必要があります。
Database URI:必要な接続プロパティを使用してJDBC のURL に設定。例えば次のようになります。
jdbc:elasticsearch:Server=127.0.0.1;Port=9200;User=admin;Password=123456;
Database URI の作成については以下を参照してください。
JDBC URL の作成の補助として、Elasticsearch JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーが使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからjar ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.elasticsearch.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
接続するには、Server およびPort 接続プロパティを設定します。 認証には、User とPassword プロパティ、PKI (public key infrastructure)、またはその両方を設定します。 PKI を使用するには、SSLClientCert、SSLClientCertType、SSLClientCertSubject、およびSSLClientCertPassword プロパティを設定します。
CData 製品は、認証とTLS/SSL 暗号化にX-Pack Security を使用しています。TLS/SSL で接続するには、Server 値に'https://' を接頭します。Note: PKI を 使用するためには、TLS/SSL およびクライアント認証はX-Pack 上で有効化されていなければなりません。
接続されると、X-Pack では、設定したリルムをベースにユーザー認証およびロールの許可が実施されます。
データソースを作成したら、Denodo Platform で使用するElasticsearch のデータの基本ビューを作成できます。
SELECT * FROM cdata_elasticsearch_orders CONTEXT ('i18n'='us_est', 'cache_wait_for_load'='true')
基本ビューを作成すると、Denodo Platform の他のデータソースと同様にリアルタイムElasticsearch のデータを操作できるようになります。例えば、Denodo Data Catalog でElasticsearch にクエリを実行できます。
CData JDBC Driver for Elasticsearch の30日の無償評価版をダウンロードして、Denodo Platform でリアルタイムElasticsearch のデータの操作をはじめましょう!ご不明な点があれば、サポートチームにお問い合わせください。