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こんにちは!テクニカルディレクターの桑島です。
Denodo Platform は、エンタープライズデータベースのデータを一元管理するデータ仮想化製品です。CData JDBC Driver for ExcelOnline と組み合わせると、Denodo ユーザーはリアルタイムExcel Online のデータと他のエンタープライズデータソースを連携できるようになります。この記事では、Denodo Virtual DataPort Administrator でExcel Online の仮想データソースを作成する手順を紹介します。
最適化されたデータ処理が組み込まれたCData JDBC Driver は、リアルタイムExcel Online のデータを扱う上で比類のないパフォーマンスを提供します。Excel Online にSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をExcel Online に直接渡し、サポートされていない操作(主にSQL 関数とJOIN 操作)は組み込みSQL エンジンを利用してクライアント側で処理します。組み込みの動的メタデータクエリを使用すると、ネイティブデータ型を使ってExcel Online のデータを操作および分析できます。
Denodo からリアルタイムExcel Online のデータに接続するには、JDBC Driver のJAR ファイルをDenodo の外部ライブラリディレクトリにコピーし、Virtual DataPort Administration Tool から新しいJDBC データソースを作成する必要があります。
Database URI:必要な接続プロパティを使用してJDBC のURL に設定。例えば次のようになります。
jdbc:excelonline:InitiateOAuth=GETANDREFRESH
Database URI の作成については以下を参照してください。
JDBC URL の作成の補助として、Excel Online JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーが使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからjar ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.excelonline.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
ワークブックに接続するには、Excel Online への認証を提供し、 次のプロパティを設定します。
Workbook: ワークブックの名前かId に設定。利用可能なワークブックに関する情報のリストを表示する場合は、認証後にWorkbooks ビューに対してクエリを実行します。
OAuth 認証を使うこともできます。ユーザー資格情報の接続プロパティを設定せずに接続できます。接続すると、CData 製品はデフォルトブラウザでOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、CData 製品にアクセス許可を与えます。CData 製品がOAuth プロセスを完了します。 他のOAuth 認証フローについては、ヘルプドキュメントの「OAuth 認証の使用」を参照してください。
データソースを作成したら、Denodo Platform で使用するExcel Online のデータの基本ビューを作成できます。
SELECT * FROM cdata_excelonline_test_xlsx_sheet1 CONTEXT ('i18n'='us_est', 'cache_wait_for_load'='true')
基本ビューを作成すると、Denodo Platform の他のデータソースと同様にリアルタイムExcel Online のデータを操作できるようになります。例えば、Denodo Data Catalog でExcel Online にクエリを実行できます。
CData JDBC Driver for ExcelOnline の30日の無償評価版をダウンロードして、Denodo Platform でリアルタイムExcel Online のデータの操作をはじめましょう!ご不明な点があれば、サポートチームにお問い合わせください。