CData ODBC Driver for Microsoft Exchange を使って、Microsoft Exchange へのデータ連携をStiLL から行うことができます。StiLL の「データベース取得」機能を使って、Microsoft Exchange のデータをStiLL で使ってみましょう。
Excel をUIにした業務アプリ開発ツール「StiLL Standard」には、ODBC でデータベースからのデータを使う機能が備わっているので、これを使ってMicrosoft Exchange データ連携を行うことが可能です。 通常、Microsoft Exchange などのSaaS として提供されるアプリケーションにはWeb API でアクセスしますが、CData ODBC Driver によって、RDB にアクセスするのと同感覚で、Microsoft Exchange のデータを扱うことができます。
※製品について詳しい情報をご希望の方は以下からお進みください。
- Microsoft Exchange にほかのBI、ETL、開発ツールから接続したい:Microsoft Exchange データ連携ガイドおよびチュートリアルのリストへ
- Microsoft Exchange Drivers について詳細を知りたい:ドライバー詳細情報ページへ
- ほかのデータソースに連携したい:CData Drivers 一覧へ
- ドライバーの30日の無償トライアル版を使いたい:トライアル版ダウンロードページへ
- 製品の利用やライセンスについて相談したい:sales@cdata.co.jp までメールにてご相談ください。
StiLL でのODBC 設定
CData ODBC Driver for Microsoft Exchange のDSN をStiLL で選択します。
接続プロパティの指定がまだの場合は、データソース名(DSN)で定義された接続プロパティを指定します。
一般的な接続文字列は次のとおりです:
User='myUser@mydomain.onmicrosoft.com';Password='myPassword';Server='https://outlook.office365.com/EWS/Exchange.asmx';Platform='Exchange_Online';
DSN はビルトインのMicrosoft ODBC データソースアドミニストレーターで設定できます。これはドライバーのインストールの最後の手順です。 Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってDSN を作成および設定する方法は、ヘルプドキュメントの「はじめに」をご参照ください。
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StiLL をインストールしたExcel を開き、StiLL リボンの「StiLL ボタンテンプレート」からボタンを選択します。
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ボタンをダブルクリックして、「DBデータ取得」をクリックします。
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データソース選択画面で、「コンピューターデータソース」から2で設定したCData Microsoft Exchange Source を選択します。
Microsoft Exchange データのStiLL アプリケーションへの取得
StiLL ボタンのBtQuery ウィザードが開くので、Microsoft Exchange からデータを指定して、StiLL アプリケーションに取り込みます。
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データを取得したいテーブル名を選択します。テーブルはCData Driver がMicrosoft Exchangeのエンドポイントをモデル化してテーブルにしています。
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テーブル名を選択後、出力項目の選択や、表示セル位置の指定を行います。
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設定後、「OK」を押すだけで、StiLL アプリケーションからSalesforce データが指定された表示位置にロードされます。