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詳細はこちら →国産BI ツールのActionista! からFacebook Ads に直接連携してビジュアライズ
Actionista! からリアルタイムFacebook Ads のデータに直接連携して分析を実施。
最終更新日:2022-07-20
この記事で実現できるFacebook Ads 連携のシナリオ
こんにちは!テクニカルディレクターの桑島です。
CData Driver for FacebookAds を使って、国産BIツールのActionista!(https://www.justsystems.com/jp/products/actionista/) からFacebook Ads のデータをノーコードで連携して利用できます。この記事では、間にETL/EAI ツールをはさむ方法ではなく、CData JDBC Driver for FacebookAds をActionista! 側に組み込むだけで連携を実現できます。
Actionista! からFacebook Ads のデータへの連携を設定
CData JDBC Driver for FacebookAds をActionista! に配置
- CData JDBC Driver for FacebookAds をActionista! と同じマシンにインストールします。
-
次にインストールした.jar ファイルを以下のパスに格納します:
ドライバー.jar ファイルのディレクトリ C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for FacebookAds 2019J\lib\cdata.jdbc.facebookads.jar
Actionista! 側のコピー先ディレクトリ C:\JUST\JustBI\jdbc - 次に、C:\JUST\JustBI\conf にあるdatamanager.properties プロパティファイルに今回使用するFacebook Ads のドライバークラスなどを以下のように指定します:
- これでActionista! へのドライバーの配置が完了しました。
# FacebookAds
loader.jdbc.displayName.FacebookAds = FacebookAds
loader.jdbc.initJdbcUrl.FacebookAds = jdbc:facebookads:
loader.jdbc.url.FacebookAds = jdbc:facebookads:
loader.jdbc.driver.FacebookAds = cdata.jdbc.facebookads.FacebookAdsDriver
loader.jdbc.dbmsInfo.FacebookAds = cdata.jdbc.facebookads.FacebookAdsDriver
Facebook Ads のデータをActionista! のキューブに取り込み
Actionista! ではデータの保持をキューブという単位で保存します。また、クエリでデータソースからデータを取得するのではなく、キューブに対してクエリを行います。このステップでは、Facebook Ads のデータをキューブに取り込み、分析で使えるようにします。
- Actionista! にログインします。
- 「DataManager」-> 「+キューブの新規作成」をクリックします。
- CData JDBC ドライバはRDB データソースとしてActionista! から利用できるので、「RDB」を選択します。
- 設定情報にFacebook Ads への接続に必要なプロパティを入れます:
- RDB の種類:には、上のステップでdisplayName で指定した名前をドロップダウンで選びます。
- 接続URL:Facebook Ads に接続するための認証情報をセミコロン区切りで入力します。
Facebook Ads 接続プロパティの取得・設定方法
ほとんどのテーブルで、アプリケーション認証と同様にユーザー認証を必要とします。Facebook Ads はユーザー認証にOAuth 標準を使用しています。Facebook への認証には、組み込み認証を使用してブラウザ経由で完結することもできますし、Facebook にアプリを登録することで独自のOAuthClientId、OAuthClientSecret、CallbackURL を取得することもできます。
の設定方法については、ヘルプドキュメントの「OAuth」セクションを参照してください。
任意で以下の項目を設定して、フィルタリングや集計を行うもできます。必要に応じてご利用ください。
- Target:Facebook データのテーブルのいくつかはターゲットでフィルタリングできます。例えば、動画のコメントを取得するにはターゲットに動画のID を指定します。このプロパティは、クエリ結果を指定されたターゲットに合致するレコードにフィルタリングします。Target カラムを使ってクエリ毎にこの制限をかけることができます。
- AggregateFormat:CData 製品は、いくつかのカラムを文字列集合として返します。例えば、エンティティのいいねデータは集計されて返されます。デフォルトでは、CData 製品はJSON で集計カラムを返します。集計をXML で返すことも可能です。
- RetryLevel:このプロパティを使用して、特定の広告インサイトのクエリとエラーに対するクエリの自動再試行を制御します。
jdbc:facebookads:InitiateOAuth=REFRESH
- ユーザー名:接続するアカウントのユーザー名(URL に含めることも可)
- パスワード:接続するアカウントのパスワード(URL に含めることも可)
- 「接続」ボタンを押してFacebook Ads に接続します。
- Facebook Ads への接続が完了すると、JDBC Driver がFacebook Ads のスキーマを取得して、テーブル・ビューをプルダウンメニューに表示します。分析キューブで使用するテーブル・ビューを選択して、OK ボタンを押します。
- 選択したオブジェクトのカラムが表示されます。JDBC Driver は、Facebook Ads のデータのスキーマを検出してActionista! に渡すので、カラム名だけでなく、データ型の推定がすでになされています。ここで細かい型修正やデータの抽出条件を必要があれば設定して保存します。
- データマネージャー画面でFacebook Ads のデータを選択して、「+取り込み」ボタンを押すとデータがキューブに保存されます。これでキューブへのデータ登録が完了です。



Actionista! 上にFacebook Ads のデータのダッシュボードを作成する
それでは簡単なダッシュボードを作成していきます。
- 「Dashboard」-> 「ダッシュボードの新規作成」-> 「キューブから作成」をクリックします。
- 先ほど作成したFacebook Ads のデータのキューブを選択して、ダッシュボード名を任意で入力して、OK を押します。
- 左側にある明細パネルを右側のエリアにドラッグ&ドロップしますと、明細パネルの作成ウィンドウが表示されるので、Facebook Ads キューブから表示させる項目を選択します。
- そのままキューブのデータが表示することができます。ドリルダウンなどを行いたい場合は、サイドメニューにある分析パネルで作成してください。



CData JDBC Driver for FacebookAds をActionista! で使うことで、ノーコードでFacebook Ads のデータをビジュアライズできました。ぜひ、30日の無償評価版をお試しください。