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詳細はこちら →Denodo Platform でFacebook Ads のデータソースを作成
CData JDBC ドライバを使ってDenodo Virtual DataPort Administrator でFacebook Ads のデータ の仮想データソースを作成します。
最終更新日:2022-02-28
この記事で実現できるFacebook Ads 連携のシナリオ
こんにちは!テクニカルディレクターの桑島です。
Denodo Platform は、エンタープライズデータベースのデータを一元管理するデータ仮想化製品です。CData JDBC Driver for FacebookAds と組み合わせると、Denodo ユーザーはリアルタイムFacebook Ads のデータと他のエンタープライズデータソースを連携できるようになります。この記事では、Denodo Virtual DataPort Administrator でFacebook Ads の仮想データソースを作成する手順を紹介します。
最適化されたデータ処理が組み込まれたCData JDBC Driver は、リアルタイムFacebook Ads のデータを扱う上で比類のないパフォーマンスを提供します。Facebook Ads にSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をFacebook Ads に直接渡し、サポートされていない操作(主にSQL 関数とJOIN 操作)は組み込みSQL エンジンを利用してクライアント側で処理します。組み込みの動的メタデータクエリを使用すると、ネイティブデータ型を使ってFacebook Ads のデータを操作および分析できます。
Facebook Ads Virtual Port を作成
Denodo からリアルタイムFacebook Ads のデータに接続するには、JDBC Driver のJAR ファイルをDenodo の外部ライブラリディレクトリにコピーし、Virtual DataPort Administration Tool から新しいJDBC データソースを作成する必要があります。
- CData JDBC Driver for FacebookAds インストーラーをダウンロードしてパッケージを展開し、JAR ファイルを実行してドライバーをインストールします。
- JAR ファイル(およびライセンスファイルがある場合はそれも)をインストール先(通常はC:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for FacebookAds\lib\)からDenodo 外部ライブラリディレクトリ(C:\Denodo\Denodo Platform\lib-external\jdbc-drivers\cdata-facebookads-19)にコピーします。
- Denodo Virtual DataPort Administration Tool を開き、Server Explorer タブに移動します。
- 「admin」を右クリックし、「New」->「Data source」->「JDBC」を選択します。
- JCBC Connection を設定します。
- Name:任意の名前(例:facebookads)
- Database adapter:Generic
- Driver class path:C:\Denodo\Denodo Platform\lib-external\jdbc-drivers\cdata-facebookads-19
- Driver class:cdata.jdbc.facebookads.FacebookAdsDriver
Database URI:必要な接続プロパティを使用してJDBC のURL に設定。例えば次のようになります。
jdbc:facebookads:InitiateOAuth=GETANDREFRESH
Database URI の作成については以下を参照してください。
組み込みの接続文字列デザイナー
JDBC URL の作成の補助として、Facebook Ads JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーが使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからjar ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.facebookads.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
Facebook Ads 接続プロパティの取得・設定方法
ほとんどのテーブルで、アプリケーション認証と同様にユーザー認証を必要とします。Facebook Ads はユーザー認証にOAuth 標準を使用しています。Facebook への認証には、組み込み認証を使用してブラウザ経由で完結することもできますし、Facebook にアプリを登録することで独自のOAuthClientId、OAuthClientSecret、CallbackURL を取得することもできます。
の設定方法については、ヘルプドキュメントの「OAuth」セクションを参照してください。
任意で以下の項目を設定して、フィルタリングや集計を行うもできます。必要に応じてご利用ください。
- Target:Facebook データのテーブルのいくつかはターゲットでフィルタリングできます。例えば、動画のコメントを取得するにはターゲットに動画のID を指定します。このプロパティは、クエリ結果を指定されたターゲットに合致するレコードにフィルタリングします。Target カラムを使ってクエリ毎にこの制限をかけることができます。
- AggregateFormat:CData 製品は、いくつかのカラムを文字列集合として返します。例えば、エンティティのいいねデータは集計されて返されます。デフォルトでは、CData 製品はJSON で集計カラムを返します。集計をXML で返すことも可能です。
- RetryLevel:このプロパティを使用して、特定の広告インサイトのクエリとエラーに対するクエリの自動再試行を制御します。
- 「接続テスト」をクリックして設定を確認し、「保存」をクリックします。
Virtual DataPort Administration Tool でFacebook Ads のデータを表示
データソースを作成したら、Denodo Platform で使用するFacebook Ads のデータの基本ビューを作成できます。
- 新しく作成したVirtualPort(admin.FacebookAds)で「Create base view」をクリックします。
- オブジェクトツリーを展開し、インポートしたいオブジェクト(テーブル)を選択します。
- 「Create selected」をクリックしてFacebook Ads のデータのビューを作成します。
オプション:「Create associations from foreign keys」をクリックして、オブジェクト間の関係を定義します。 - ビューを作成した状態で、Server Explorer のテーブル(cdata_facebookads_adaccounts)に移動し、選択したテーブルをダブルクリックします。
- 新しいタブで「Execution panel」をクリックしてクエリパネルを開きます。
- 「Execute」タブでクエリをカスタマイズするか、デフォルトを使用します。
SELECT * FROM cdata_facebookads_adaccounts CONTEXT ('i18n'='us_est', 'cache_wait_for_load'='true')
- 「Execute」をクリックすると、データが表示されます。
基本ビューを作成すると、Denodo Platform の他のデータソースと同様にリアルタイムFacebook Ads のデータを操作できるようになります。例えば、Denodo Data Catalog でFacebook Ads にクエリを実行できます。
CData JDBC Driver for FacebookAds の30日の無償評価版をダウンロードして、Denodo Platform でリアルタイムFacebook Ads のデータの操作をはじめましょう!ご不明な点があれば、サポートチームにお問い合わせください。