製品をチェック

FTP Cmdlets の30日間無償トライアルをダウンロード

 30日間の無償トライアルへ

製品の詳細

FTP アイコン FTP Cmdlets 相談したい

FTP にリアルタイムアクセスできる簡単に使えるPowerShell Cmdlets セット。Cmdlets を使って、SQL サーバーと同じようにリアルタイムデータを簡単に読み出し、書き込み、更新、および削除できます。

FTP データをPowerShell でMySQL にレプリケーションする方法

PowerShell のシンプルなスクリプトで、FTP データ をMySQL データベースにレプリケーション(複製)する方法を紹介します。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2023-09-26
ftp ロゴ

CData

powershell ロゴ画像
MySQL ロゴ

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

CData Cmdlets for FTP を使えば、PowerShell からFTP データ データにリアルタイムで連携できます。データ同期などのタスクの連携にぴったりの製品です。 本記事では、PowerShell からCData Cmdlets for FTP およびCData Cmdlets for MySQL を使って、同期スクリプトを作成して実行します。

まずは、PowerShell でFTP への接続を行います。レプリケーションは4つのステップがあります。

FTP は、プレーンテキスト接続およびSSL/TLS 接続の両方をサポートします。FTP サーバーに接続するには、RemoteHost、User、およびPassword を指定します。SSLMode およびSSLServerCert を設定して、TSL/SSL による接続をセキュアにします。TLS/SSL を介した接続の設定について詳しくは、ヘルプドキュメントの「高度な設定」を参照してください。

次の接続プロパティを設定し、ファイルシステムのリレーショナルビューをコントロールします。

  • RemotePath:現在の作業ディレクトリに設定。
  • TableDepth:ビューとしてレポートするサブフォルダの深度を制御するために設定。
  • FileRetrievalDepth:ファイルを再帰的に取得し、Root テーブルにリストするために設定。

ストアドプロシージャ は、ファイル、のダウンロード、アップロード、およびプロトコルコマンドの送信に利用できます。 SQL を使用してサーバーと対話する方法の詳細については、ヘルプドキュメントの「データモデル」を参照してください。

FTP データの取得

  1. モジュールのインストール:

    Install-Module FTPCmdlets
  2. FTP への接続:

    $ftp = Connect-FTP -RemoteHost $RemoteHost
  3. 取得ターゲットのリソースの取得:

    $data = Select-FTP -Connection $ftp -Table "MyDirectory"

    Invoke-FTP cmdlet を使って、SQL-92 クエリを使用することもできます:

    $data = Invoke-FTP -Connection $ftp -Query 'SELECT * FROM MyDirectory WHERE FilePath = @FilePath' -Params @{'@FilePath'='/documents/doc.txt'}
  4. 戻り値からカラム名のリストを保存します。

    $columns = ($data | Get-Member -MemberType NoteProperty | Select-Object -Property Name).Name

FTP データをMySQL データベースにレプリケーション

カラム名を指定できるようにして、データをMySQL データベースにレプリケーションします。

  1. モジュールのインストール:

    Install-Module MySQLCmdlets
  2. MySQL DB に、MySQL Server 名、ユーザー、パスワード、レプリケーション先のデータベース名を指定して、接続します:

    $mysql = Connect-MySQL -User $User -Password $Password -Database $Database -Server $Server -Port $Port
  3. FTP、保存された値、そしてAdd-MySQL Cmdlet を使って、MySQL にデータを1レコードずつ挿入します。この例では、MySQL 側のテーブルは、FTP のリソース(MyDirectory)と同じテーブル名を持っている必要があります。

    $data | % { $row = $_ $values = @() $columns | % { $col = $_ $values += $row.$($col) } Add-MySQL -Connection $mysql -Table "MyDirectory" -Columns $columns -Values $values }

次回以降のレプリケーションをシンプルに実現

  • 一度PowerShell でFTP とMySQL に接続したら、次からは1行のコマンドでレプリケーションを実施できます:

    Select-FTP -Connection $ftp -Table "MyDirectory" | % { $row = $_ $values = @() $columns | % { $col = $_ $values += $row.$($col) } Add-MySQL -Connection $mysql -Table "MyDirectory" -Columns $columns -Values $values }
  • 別のPowerShell モジュールで、FTP を別のデータベースに複製する場合、Select-FTP cmdlet のデータから、カラム、接続およびテーブルを除外しておきましょう。これらのデータはデータ移動のときだけ必要となるためです。

    $columns = ($data | Get-Member -MemberType NoteProperty | Select-Object -Property Name).Name | ? {$_ -NotIn @('Columns','Connection','Table')}

おわりに

これで、FTP データをMySQL に複製できました。分析、BI などでFTP データをMySQL から使うことができるようになります。

関連コンテンツ

トライアル・お問い合わせ

30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。