Tableau からリアルタイムGaroon データに連携してビジュアライズ。
CData Drivers for Garoon を使って、BI・ビジュアライズツールのTableau からGaroon データをノーコードで連携して利用できます。この記事では、CData JDBC Driver for Garoon を使います。Tableau はJDBC だけでなく、ODBC を使った連携(ODBC での記事はこちら)も可能です。JDBC は、Windows 版のTabelau でもMac 版のTableau でも同じように使えるのが特徴です。
※製品について詳しい情報をご希望の方は以下からお進みください。
- Garoon にほかのBI、ETL、開発ツールから接続したい:Garoon データ連携ガイドおよびチュートリアルのリストへ
- Garoon Drivers について詳細を知りたい:ドライバー詳細情報ページへ
- ほかのデータソースに連携したい:CData Drivers 一覧へ
- ドライバーの30日の無償トライアル版を使いたい:トライアル版ダウンロードページへ
- 製品の利用やライセンスについて相談したい:sales@cdata.co.jp までメールにてご相談ください。
Tabelau からGaroon データへの接続を確立
Tableau での操作の前に.jar ファイルを以下のパスに格納します:
- Windows: C:\Program Files\Tableau\Drivers
- MacOS: ~/Library/Tableau/Drivers
.jar ファイルを配置したら、Garoon への接続をせていします。
- Tableau を開きます。
- [データ]->[新しいデータソース]を開きます。
- [その他のデータベース(JDBC)]をクリックします。
- URL にJDBC 接続文字列を入力します。
- Url:アカウントのURL。
- User:アカウントのユーザー名。
- Password:アカウントのパスワード。
- 方言:SQL92
- サインインをクリックします。
- 接続エラーの場合には、Java がダウンロードされていない場合、Java が64bit マシン用ではなく32bit 用である、などの場合がありますので確認をお願いします。
Garoon への認証は、パスワード認証、Basic 認証、クライアントSSL をサポートしています。
パスワード認証
Garoon への認証には、以下を設定する必要があります。
Basic 認証
Basic 認証セキュリティ機能がドメインに設定されている場合は、BasicAuthUser とBasicAuthPassword の追加ログイン資格情報を指定します。Basic 認証ではUser とPassword に加えて、これらのクレデンシャルが必要です。
クライアントSSL
Basic 認証の代わりに、クライアント証明書を指定して本製品を認証できます。 SSLClientCert、SSLClientCertType、 SSLClientCertSubject、 およびSSLClientCertPassword を設定します。 さらに、User とPassword をGaroon のログイン資格情報に設定します。
JDBC Driver の接続文字列デザイナーを使う
JDBC 接続文字列を作るには、Garoon JDBC Driver のビルトイン接続文字列デザイナーを使う方法があります。ドライバーの.jar ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインから.jar ファイルを実行します。
Windows:
java -jar 'C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for Garoon 2019\lib\cdata.jdbc.garoon.jar'
MacOS:
java -jar cdata.jdbc.garoon.jar
接続プロパティに値を入力して、生成される接続文字列をクリップボードにコピーします。

JDBC URLを設定する際には、Max Rows プロパティを設定することをお勧めします。これにより取得される行数が制限され、パフォーマンスを向上させます。
デザイナーで生成されるJDBC URL のサンプル:
jdbc:garoon:User=myuseraccount;Password=mypassword;Url=http://subdomain.domain.com;
スキーマ検出とデータのクエリ
- [データベース]のドロップダウンで、CData を選択します。
- [スキーマ]で、[CData]を選択します。
- テーブルをJOIN エリアにドラッグします。複数のテーブルを選択することも可能です。
- [今すぐ更新]か[自動更新]を選択します。[今すぐ更新]では、はじめの1000行のデータをプレビューで取得します(もしくは表示行を指定するボックスに取得する行数を指定可能 )。[自動更新]では、自動的にデータを取得してプレビューに表示します。
- [接続]メニューでは、[ライブ]もしくは[抽出]を選択します。常にリアルタイムデータを扱いたい場合には、[ライブ]を選択します。
- ワークシートのタブを開きます。CData Driver は、カラム情報やデータ型情報を自動的に検出するので、取得したGaroon データのカラムはディメンションとメジャーに分けてリスト表示されます。
- デイメンションやメジャーを列・行のフィールドにドロップして、ビジュアライズを作成します。


CData JDBC Driver for Garoon をTabelau で使うことで、ノーコードでGaroon データをビジュアライズできました。ぜひ、30日の無償評価版 をお試しください。