ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
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この記事では、CData BizTalk Adapter for GoogleCloudStorage で実行できるアップデートグラムを作成します。設計したスキーマは、インサート、アップデート、デリートのアップデートグラムを作成するためのテンプレートとして使用します。
[Add Adapter] ウィザードから、アダプターをVisual Studio のBizTalk サーバープロジェクトに追加します。アダプターを使って、修正したいテーブルに関するGoogle Cloud Storage のメタデータをクエリします。
以下のステップに従って、Visual Studio のBizTalk サーバープロジェクトでスキーマを作成します。
ProjectId='project1';
ユーザー資格情報の接続プロパティを設定することなく接続できます。InitiateOAuth をGETANDREFRESH に設定したら、接続の準備が完了です。
接続すると、Google Cloud Storage OAuth エンドポイントがデフォルトブラウザで開きます。ログインして権限を付与すると、OAuth プロセスが完了します。
サービスアカウントには、ブラウザでユーザー認証を行わないサイレント認証があります。サービスアカウントを使用して、企業全体のアクセススコープを委任することもできます。
このフローでは、OAuth アプリケーションを作成する必要があります。詳しくは、ヘルプドキュメントを参照してください。以下の接続プロパティを設定したら、接続の準備が完了です:
これで、サービスアカウントのOAuth フローが完了します。
接続プロパティの詳細は、ヘルプドキュメントの"BizTalk Configuration" チャプターを参照してください。
Noteアップデートグラムを作成する際、修正はスキーマに含ませたカラムに限定されます。
アップデートグラムスキーマの作成後、アップデートグラムを生成する.xsd ファイルを使用できます。.xsd ファイルを右クリックし、[Generate Instance]を選択します。このファイルは、アップデートグラムを手動で作成するテンプレートとして使用することもできます。以下は、インサート、アップデート、デリートそれぞれに生成されたアップデートグラムインスタンスの例です。
まず、インサートの一例です。このインスタンスでは、データの変化を指定するafter ブロックのみを扱います。
<ns0:parameters xmlns:ns0="http://www.cdata.com/jp/GoogleCloudStorageProvider">
<ns0:sync>
<ns0:before></ns0:before>
<ns0:after>
<ns0:Buckets Name="Name_0" OwnerId="OwnerId_1" />
</ns0:after>
</ns0:sync>
</ns0:parameters>
次に、アップデートの一例です。このインスタンスでは、before ブロック(テーブルに存在するデータ)と、after ブロック(データの変化)の両方を扱います。
<ns0:parameters xmlns:ns0="http://www.cdata.com/jp/GoogleCloudStorageProvider">
<ns0:sync>
<ns0:before>
<ns0:Buckets Id=001d000000YBRseAAH></ns0:Buckets>
</ns0:before>
<ns0:after>
<ns0:Buckets Name="Name_0" OwnerId="OwnerId_1" ></ns0:Buckets>
</ns0:after>
</ns0:sync>
</ns0:parameters>
最後に、デリートの一例です。after ブロックは空になり、アイテムを除去していることを示します。
<ns0:parameters xmlns:ns0="http://www.cdata.com/jp/GoogleCloudStorageProvider">
<ns0:sync>
<ns0:before>
<ns0:Buckets Id=001d000000YBRseAAH></ns0:Buckets>
</ns0:before>
<ns0:after></ns0:after>
</ns0:sync>
</ns0:parameters>
Google Cloud Storage レコードのインサート、アップデート、デリートにアップデートグラムを使用するには、こちらのチュートリアルをご覧ください。