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Google Data Catalog データに連携するJava アプリケーションを素早く、簡単に開発できる便利なドライバー。

Crystal Reports でGoogle Data Catalog データに連携して帳票を作成

レポートウィザードを使って、最新のGoogle Data Catalog 連携データを使った帳票を作成。

加藤龍彦
デジタルマーケティング

最終更新日:2022-06-11
googledatacatalog ロゴ

CData

jdbc ロゴ画像
SAP Crystal Reports ロゴ

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。



Crystal Reports には、JDBC 標準向けのサポートが組み込まれています。この記事では、Google Data Catalog の機能を持つ帳票を作成するレポート作成ウィザードの使い方を説明します。

Google Data Catalog JDBC Driver のインストール

CData JDBC Driver for GoogleDataCatalog を、ドライバーのJAR をCrystal Reports のクラスパスに含めてインストール:DataDriverCommonElement の下のClassPath element のパスに、 .jar を含むファイルのフルパスを追加します。

CRConfig.xml は通常C:\Program Files (x86)\SAP BusinessObjects\SAP BusinessObjects Enterprise XI 4.0\java に配置されます。— パスはインストールによって若干異なる場合があります。ドライバーのJAR はインストールディレクトリの[lib]サブフォルダ内にあります。

ClassPath にJAR を追加したら、Crystal Reports を再起動します。

Google Data Catalog データに接続

下記の手順に従って、レポート作成ウィザードを使ってGoogle Data Catalog 接続を作成します。

  1. 新しい空の帳票で、[Create New Connection]>[JDBC (JNDI)]をクリックします。
  2. ウィザードでJDBC 接続URL を選択します。

    jdbc:googledatacatalog:ProjectId=YourProjectId;
  3. ドライバーのクラス名を設定:

    cdata.jdbc.googledatacatalog.GoogleDataCatalogDriver

    Google Data Catalog 接続プロパティの取得・設定方法

    認証プロパティを追加する前に、次の接続プロパティを設定してください。

    • OrganizationId:接続するGoogle Cloud Platform の組織リソースに関連付けられたID。これはGCP コンソールに移動して確認してください。 「プロジェクト」ドロップダウンメニューを開き、リストから組織へのリンクをクリックします。このページから組織ID を取得できます。
    • ProjectId:接続するGCP のプロジェクトリソースに関連付けられたID。GCP コンソールのダッシュボードに移動し、「プロジェクトを選択」のメニューからお好みのプロジェクトを選択して確認してください。プロジェクトID は、「プロジェクト情報」項目に表示されます。

    Google Data Catalog への認証

    CData 製品は、認証にユーザーアカウント、サービスアカウント、およびGCP インスタンスアカウントの使用をサポートします。

    OAuth の設定方法については、ヘルプドキュメントの「OAuth」セクションを参照してください。

帳票をデザイン

JDBC 接続をGoogle Data Catalog に追加したら、レポート作成ウィザードを使ってGoogle Data Catalog を帳票に追加できます。

  1. 帳票に必要なテーブルやフィールドを選択して、データソースを設定します。この例では、Schemas テーブルのType およびDatasetName カラムを使います。

    Google Data Catalog データ accessible as tables and columns in the Report Wizard. (Salesforce is shown.)
  2. チャートの種類を設定 ウィザードを完了すると、Crystal Reports はGoogle Data Catalog データ に実行されるSQL クエリをビルドします。ドライバーは、ライブGoogle Data Catalog データ に対してクエリを実行します。

    Chart type, axes, and summary type in the Report Wizard. (Salesforce is shown.)
  3. 必要に応じて、ほかのフィルタや帳票テンプレートを設定します。
  4. データのインポートが終わったら、データをサマライズもしくはソートするチャートやレポートオブジェクトを作成できます。[Insert]>[Chart]をクリックして、チャートエキスパートを開きます。Total DatasetName by Type を表すグラフを作成するには、Type を[On Change Of]メニューセレクションの下のボックスに追加してからDatasetName を[Show Values]の下のボックスに追加します。

    The x and y axes of the chart.

完成した帳票をプレビューして、チャートにデータが入っていることを確認します。Null 値を取り除きたい場合は、SelectionFormula を使います。

A chart with null values filtered out. (Salesforce is shown.)

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