各製品の資料を入手。
詳細はこちら →Power BI をGoogle Data Catalog のデータに接続して分析・可視化する方法。レポートやダッシュボードでの活用も
ノーコードで使えるCData Power BI Connector で、Google Data Catalog のデータを可視化。データ分析やレポーティング、ダッシュボード作成に活用できます。
最終更新日:2023-09-05
この記事で実現できるGoogle Data Catalog 連携のシナリオ
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
CData Power BI Connectors は、セルフサービスBI であるMicrosoft Power BI のデータソースをGoogle Data Catalog を含む270種類以上のSaaS / DB に拡充、分析や可視化を実現します。もちろん、ダッシュボードでGoogle Data Catalog のデータをモニタリングしたり、定期更新やリアルタイムでのデータ更新も自在に可能。この記事では、Power BI Connector を使用してPower BI Desktop からGoogle Data Catalog の可視化を作成する方法について詳しく説明します。
クラウド提供のPowerBI.com へのGoogle Data Catalog レポートの発行(パブリッシュ)方法については、こちらの記事をご参照ください。
CData Power BI Connectors とは?
CData Power BI Connectors は、以下の特徴を持つPower BI とのリアルタイムデータ連携ソリューションです。
- Google Data Catalog をはじめとする、CRM、MA、グループウェア、広告、会計ツールなど多様な270種類以上のSaaS / DB に対応
- DirectQuery に対応のため、大容量データの動的な取得・更新も可能
- ノーコードでの手軽な接続設定
- 標準SQL での柔軟なデータ読み込み
CData Power BI Connectors では、1.データソースとしてGoogle Data Catalog の接続を設定、2.Power BI 側でコネクタとの接続を設定、という2ステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
CData Power BI Connector のインストールとGoogle Data Catalog への接続設定
まずは、本記事右側のサイドバーからGoogleDataCatalog Power BI Connector の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無料で製品版の全機能が使用できます。
Power BI のデータソースとしてGoogle Data Catalog を設定
CData Power BI Connector をインストールすると完了後にDSN 設定画面が開きます。ここでGoogle Data Catalog への接続を設定します。もしDSN 設定画面が開かない場合は、手動で「ODBC データソース アドミニストレータ(DSN)」プログラムを開いてください。
DSN 内の「CData PBI GoogleDataCatalog」を選択します。DSN 設定画面で必要な資格情報を入力してGoogle Data Catalog のデータに接続します。入力後に接続のテストを行い、OK をクリックすれば接続は完了です。埋め込みOAuth に対応したデータソースであれば、「接続テスト」をクリックするとログイン画面が立ち上がり、ログインを完了するだけで接続設定が完了します。簡単ですね!

Google Data Catalog 接続プロパティの取得・設定方法
認証プロパティを追加する前に、次の接続プロパティを設定してください。
- OrganizationId:接続するGoogle Cloud Platform の組織リソースに関連付けられたID。これはGCP コンソールに移動して確認してください。 「プロジェクト」ドロップダウンメニューを開き、リストから組織へのリンクをクリックします。このページから組織ID を取得できます。
- ProjectId:接続するGCP のプロジェクトリソースに関連付けられたID。GCP コンソールのダッシュボードに移動し、「プロジェクトを選択」のメニューからお好みのプロジェクトを選択して確認してください。プロジェクトID は、「プロジェクト情報」項目に表示されます。
Google Data Catalog への認証
CData 製品は、認証にユーザーアカウント、サービスアカウント、およびGCP インスタンスアカウントの使用をサポートします。
OAuth の設定方法については、ヘルプドキュメントの「OAuth」セクションを参照してください。
これで、Google Data Catalog のデータをPower BI に連携するための準備は完了です!いよいよPower BI からGoogle Data Catalog のデータを取得していきます。
Google Data Catalog テーブルをPower BI からクエリ
それでは、実際にPower BI からGoogle Data Catalog のデータを取得してみましょう。
- Power BI Desktop を開き、「データ」->「データを取得」->「その他」->「CData GoogleDataCatalog」を選択して接続を押します。次にサードパーティドライバーのプロンプトが出る場合には、そのまま続行します。
- CData PBI GoogleDataCatalog を「Data Source Name」欄に入力します。データ接続モードを選択します:
インポート:データをプロジェクトにインポートする場合。オンデマンドで更新が可能。
DirectQuery:Google Data Catalog のデータとリアルタイムで連携する場合。 - ナビゲーターダイアログで使用するテーブルを選択します。選択したら、「読み込み」ボタンをクリックしてデータを取得します。
- (オプション)データをそのまま読み込まず、「データの変換」を使ってデータをカスタマイズすることもできます。例えば、以下の操作が可能です。必要に応じて試してみてください。
- カラムのデータ型の変更
- カラムの削除
- カラムのグルーピング
Power BI は、コネクタが取得・検出したGoogle Data Catalog のカラム毎のデータ型をそのまま使えます。データ変換を取得して、指定した条件でクエリを発行し、Google Data Catalog からデータを取得します。
Google Data Catalog のデータを分析・可視化
データをPower BI で取得したら、いよいよ可視化に活用できます!レポートビューで取得したGoogle Data Catalog フィールドをドラッグ&ドロップして可視化を作成していきましょう。グラフの種類を可視化ペインから選択し、フィールドのカラムをドラッグして設定します。

「更新」をクリックすると、その時点でのリアルタイムデータをGoogle Data Catalog から取得してレポートに反映させることができます。
これで、Google Data Catalog のデータのPower BI での可視化ができました!あとは可視化を追加したり、フィルタリングや集計、データ変換などPower BI のパワフルな機能を活用して分析、レポーティング、ダッシュボード構築などさまざまな用途で利用できます。
Google Data Catalog からPower BI へのデータ連携には、CData Power BI Connector をご利用ください
本記事で紹介したようにCData Power BI Connectors と併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL、DB のデータをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。
CData Power BI Connector は日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。製品の使用方法、購入方法などについてご質問がありました、お気軽にお問い合わせください。