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CData Connect

リアルタイムGoogle Drive データをPower Apps で作成したカスタムビジネスアプリに統合

CData Connect Server を使用してGoogle Drive データの仮想SQL Server データベースを作成し、リアルタイムGoogle Drive データをMicrosoft Power Apps で作成したアプリに統合します。

加藤龍彦
ウェブデベロッパー

最終更新日:2022-10-31

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

Power Apps は、カスタムソフトウェア開発の時間をかけずに、データに接続してWeb とモバイル全体で機能するカスタムビジネスアプリを構築および使用するためのサービスです。CData Connect Server と組み合わせると、Power Apps を使用して構築したアプリからGoogle Drive データにアクセスできます。この記事では、Power Apps からConnect Server に接続し、リアルタイムGoogle Drive データを使用してアプリを構築する方法を説明します。

CData Connect Server は、純粋なSQL インターフェースをGoogle Drive に提供し、データを複製せずにPower Apps からリアルタイムGoogle Drive データに簡単に連携できるようにします。、Power Apps は、CData Connect Server をSQL Server データベースとして認識し、最適化されたデータ処理を使用してサポートされているすべてのSQL 操作(フィルタ、JOIN など)をGoogle Drive に直接プッシュし、サーバーサイドの処理を利用して、Google Drive データを素早く返します。

Google Drive データの仮想SQL データベースを作成

CData Connect Server は、簡単なポイントアンドクリックインターフェースを使用してAPI を生成します。

  1. Connect Server にログインし、「Databases」をクリックします。 データベースを追加
  2. 「Available Data Sources」から「Google Drive」を選択します。
  3. 必要な認証プロパティを入力し、Google Drive に接続します。

    Google Drive はOAuth 認証標準を利用しています。各ユーザーやドメイン内のユーザーの代わりに、CData 製品がGoogle API にアクセスすることを許可できます。 接続すると、CData 製品はデフォルトブラウザでOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、アプリケーションにアクセス許可を与えます。CData 製品がOAuth プロセスを完了します。

    詳細はヘルプドキュメントを参照してください。

    尚、CData 製品はGoogle Drive のファイルの一覧表示やユーザー管理情報の取得用です。Google Drive に保管されているExcel、CSV、JSON などのファイル内のデータを読み込みたい場合には、Excel DriverCSV DriverJSON Driver をご利用ください。

    Configuring a connection (Salesforce is shown).
  4. Test Database」をクリックします。
  5. 「Permission」->「 Add」とクリックし、適切な権限を持つ新しいユーザー(または既存のユーザー)を追加します。

CData Connect Server に接続する

Connect Server を使用してGoogle Drive データをPower Apps に統合するには、新しいSQL Server 接続が必要です。

  1. Power Apps にログインします。
  2. 「Data」->「Connections」->「New connection」とクリックします。
  3. SQL Server を選択します。 Creating a new SQL Server Connection
  4. 接続ウィザードにて:

    • 直接接続を選択します。
    • SQL server name をConnect Server インスタンスのアドレスに設定します。(CONNECT_SERVER_URL
    • SQL database name を以前作成したGoogle Drive の仮想データベース名(googledrivedb など)に設定します。
    • UsernamePassword を設定し、「Create」をクリックします。 Connecting to Connect Server

Google Drive データを活用するアプリの構築

Connect Server への接続が構成されたら、リアルタイムGoogle Drive データをPower Apps で作成したアプリに統合する事ができるようになります。

  1. Power Apps にログインします。
  2. 「Create」をクリックし、「Start from data」にカーソルを合わせて「Make this app」をクリックします。 Creating a new app from data
  3. 作成したSQL Server 接続を選択します。
  4. 使用するテーブルを検索または選択します。
  5. 「Connect」をクリックします。 Connecting to Google Drive データ
  6. 新しく作成したアプリのレイアウトや、BrowseScreen、DetailScreen、EditScreen で表示されるフィールドの設定などを、ほかのアプリと同じようにカスタマイズします。 Customizing the Google Drive データ app

これで、組織内で使用するために保存・公開することができるリアルタイムGoogle Drive データへの読み取りおよび書き込みアクセスが可能なアプリが完成しました。

アプリケーションからGoogle Drive データへのSQL アクセス

Microsoft Power Apps からリアルタイムGoogle Drive データへの直接接続ができるようになりました。これで、Google Drive データを複製せずにより多くの接続とアプリを作成してビジネスを推進できます。

アプリケーションから直接250+ SaaS 、Big Data 、NoSQL ソースへのSQL データアクセスを取得するには、CData Connect Server を参照してください。

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