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CData Mule コネクタをオンプレミスまたはクラウドにデプロイ

CData MuleSoft Connector をMule アプリケーションに埋め込み、MuleSoft CloudHub またはオンプレミスサーバーにデプロイ。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2023-07-11

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

CData Mule Connector for GoogleSheets は、Google Sheets データをMule アプリケーションに接続し、身近なSQL クエリで読み、書き、更新、削除機能を有効にします。Connector を使用することで、ユーザーはリアルタイムGoogle Sheets データにアクセスできるMule アプリケーションを簡単に作成できます。また、内部アクセスのためのオンプレミスサーバーへのデプロイや、ダイレクトクラウドアクセスのためのMuleSoft CloudHub へのデプロイが可能になります。

Mule アプリへのGoogle Sheets 接続を追加する

この記事では、CData Mule Connector for GoogleSheets をアプリケーションに組み込み、そのアプリケーションをMuleSoft CloudHub およびオンプレミスサーバーにデプロイする手順を説明します。CData Google Sheets Connector に加えて、Mule およびAnypoint Studio をインストールする必要があります。

Google Sheets 接続を埋め込む

以下のステップは、Google Sheets Connector をプロジェクトに追加し、接続とコネクタを構成する方法の概要です。

  1. Anypoint Studio で新しいMule プロジェクトを作成します。
  2. CData Google Sheets Connector をアプリケーションに追加します。
  3. 新しいConnection を作成(または既存のものを編集)し、Google Sheets に接続するプロパティを設定します。(以下を参照)接続を設定したら、「Test Connection」をクリックしてGoogle Sheets への接続を確認します。

    スプレッドシートに接続するには、Google への認証を行い、Spreadsheet 接続プロパティにスプレッドシートの名前またはフィードリンクを設定します。Google Drive のスプレッドシートの情報一覧を表示したい場合は、認証後にSpreadsheets ビューにクエリを実行します。

    ClientLogin(ユーザー名 / パスワード認証)は、2012年4月20日より正式に非推奨となり、現在は利用できません。代わりに、OAuth 2.0 認証規格を使用してください。 個々のユーザーに代わってGoogle API にアクセスするには、埋め込みクレデンシャルを使用するか、独自のOAuth アプリを登録します。

    OAuth は、Google Apps ドメインのユーザーに代わって、サービスアカウントを使って接続することもできます。サービスアカウントで認証するには、OAuth JWT 値を取得するためのアプリケーションを登録する必要があります。

    Google アカウント、Google Apps アカウント、二段階認証を使用するアカウントなど、様々なアカウントタイプでGoogle スプレッドシートに接続する方法は、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。 Add the CData Google Sheets Connector and Configure the Connection (Salesforce is Shown)

  4. Operation、Query タイプ、SQL クエリを使用してCData Google Sheets Connector を構成します。 Configure the CData Google Sheets Mule Connector (Salesforce is Shown)
  5. アプリケーションを終了して保存します。

アプリケーションが完成したら、Anypoint Studio をAnypoint Platform と組み合わせて使用し、MuleSoft CloudHub インスタンスまたはオンプレミスサーバーにアプリケーションをデプロイできます。

MuleSoft CloudHub にデプロイする

  1. 「Project」を右クリックし、「Anypoint Platform」->「Deploy to Cloud」を選択します。 Deploying the project to MuleSoft CloudHub from Anypoint Studio
  2. デプロイメントを設定し、「Deploy Application」をクリックします。 Configuring the application deployment
  3. デプロイが完了したら、Anypoint Platform Runtime Manager に移動してデプロイされたアプリケーションを管理します。 Managing the deployed application from the Anypoint Platform Runtime Manager

アプリケーションがデプロイされると、必要なパラメータを追加してApp URL に移動することで、Web 上のどこからでもアクセスできるようになります。

Accessing the deployed application.

オンプレミスサーバーにデプロイする

Anypoint Platform を介してMule アプリケーションをオンプレミスサーバーにデプロイするには、Mule Server インスタンスをマシンにインストールする必要があります。以下のステップでは、Anypoint Platform にオンプレミスサーバーを追加し、Mule アプリケーションをデプロイする方法を説明します。

オンプレミスMule Server をAnypoint Platform に追加する

  1. 実行中の場合、オンプレミスのMule Server を停止します。
  2. Anypoint Platform に移動して「Add Server」をクリックし、サーバーを追加するセキュリティトークンを含むコマンドを表示します。 Generating the command to add the on-premise server to the Anypoint Platform.
  3. MuleSoft Runtime Manager Agent をセットアップします(Windows の場合、amc_setup.bat ... を実行)。

    %MULE_HOME%\bin> amc_setup -H 12ab3cd4-567e-8fa9-0123-4b56c7de8901---234567 MYSERVER
  4. オンプレミスMule Server を開始します(Windows の場合、mule.bat を実行)。

    %MULE_HOME%\bin> mule

Mule アプリケーションをデプロイする

  1. Anypoint Studio で、「project」を右クリックし、「Export」を選択します。
    • Mule フォルダにて、「Anypoint Studio Project to Mule Deployable Archive」を選択し、「Next」をクリックしてデプロイ可能なファイルを作成します。 Exporting the Mule Application to be deployed.
  2. Anypoint Platform Runtime Manager で「Applications」に移動し、「Deploy Application」をクリックします。
    • アプリケーションに名前を付けます。
    • Deployment Target としてオンプレミスサーバーを選択します。
    • 「Application File」の下で「Choose file」->「Upload file」とクリックし、エクスポートしたプロジェクトを選択します。
    • 「Deploy Application」をクリックします。
    Configuring the application deployment.

アプリケーションをオンプレミスサーバーにデプロイすると、サ-バーにアクセス可能な任意のブラウザからアクセスできるようになります。サーバーのアドレスとポートに移動し、アプリケーションに必要なURL パラメータを追加します。

Accessing the Mule Application on the on-premise server.

これで、Google Sheets データを使用するMule アプリケーションがデプロイできました。Mule Connector for GoogleSheets の30日間の無償トライアルをダウンロードして、Mule アプリケーションでCData の強力なデータ連携をご体感ください。

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