標準PowerShell cmdlets を使ってHPCC Systems テーブルにアクセスして、CSV にエクスポート。
CData Cmdlets Module for HPCC Systems は、直感的なHPCC Systems データ連携を提供する標準cmdlet です。 本記事では、HPCC Cmdlets を使ったサンプルを提供します。
HPCC Systems への接続を設定
接続するには、次の接続プロパティを設定します。Url をサーバーのマシン名もしくはIP アドレス、およびサーバーが起動しているポートに設定します。例えば、https://server:port。Url で指定されたHPCC システムへの認証には、User およびPassword が必要です。LDAP 認証は、現在サポートされていません。
Version をWsSQL Web サーバーのバージョンに設定します。HPCC サーバーにWsSQL サービスをインストールしておく必要があることに注意してください。本製品は、HPCC システムへの連携にWsSQL Web サービスを使います。
Cluster をターゲットクラスタに設定します。
$conn = Connect-HPCC -URL "$URL" -User "$User" -password "$password" -Version "$Version" -Cluster "$Cluster"
HPCC Systems データを取得してCSV にパイプライン
次の手順で、hpcc::test::orders テーブルデータを取得して、結果をCSV ファイルにエクスポートします:
Select-HPCC -Connection $conn -Table hpcc::test::orders | Select -Property * -ExcludeProperty Connection,Table,Columns | Export-Csv -Path c:\myhpcc::test::ordersData.csv -NoTypeInformation
このように、Select-HPCC から取得した結果を、Select-Object cmdlet に流し、Export-Csv cmdlet に渡す前にいくつかのプロパティを除外しています。これは、CData Cmdlets が接続情報、テーブル、およびカラム情報が結果セットのそれぞれの"行"に挿入されるためです。それらの情報を表示したくない場合に、Export-Csv cmdlet に渡す前に除外を先に行い、それからCSV ファイルにエクスポートします。。
CData Cmdlets から、次のCmdlets にデータをパイプラインするところでは、接続、テーブル、カラムの情報が必要です。このように、CData Cmdlets でデータ連携をシンプルに構成できます。Cmdlets では、モジュールのインストール、接続プロパティの設定だけで、データ連携の構築を始めることができます。是非、CData PowerShell Cmdlets の無償試用版をダウンロードして、シンプルかつパワフルなデータ連携を体感してください。