ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
詳細はこちら →こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
CData API Server はImpala (および 250+ の他のクラウドデータソース)をOData API 化し、Salesforce の画面やSalesforce1 のようなモバイルアプリケーションでの利用を実現します。
この記事では、API Server によりImpala データを外部オブジェクトとしてSalesforce Connect に設定して、Salesforce の標準オブジェクトと同感覚で使用する方法を説明します。
次のステップに従い、セキュアなImpala OData サービスを立ち上げます:
API Server はサーバー上で稼働します。Windows 版は、製品に組み込まれているスタンドアロンのサーバーかIIS に配置して稼働させることができます。Java 版では、Java servlet コンテナにAPI Server のWAR ファイルを配置します。 デプロイの詳細は製品ヘルプを参照してください。API Server をAzure、Amazon EC2、Heroku にデプロイする方法はKB に記事があります。
サーバーへのデプロイ後に、API Server の管理コンソールで[設定]→[接続]から新しい接続を追加してImpala を追加します。 Impala への接続に必要な認証情報を入力します。接続のテストを行い、接続を確認して、設定を保存します。
Apache Impala に接続するには、Server、Port、およびProtocolVersion を設定してください。オプションでデフォルトのDatabase を指定することもできます。 NOSASL、LDAP、またはKerberos といった別の方法で接続するには、オンラインのヘルプドキュメントを参照してください。
接続を確立後、[設定]→[リソース]の画面でImpala からOData API として公開するエンティティを選択します。
[設定]→[ユーザー]からAPI にアクセスできるユーザーの認証設定を行います。API Server はトークンでの認証を行うことができます。 IP アドレスでAPI へのアクセスを制限することも可能です。デフォルトではローカルマシンからのアクセスのみが許可されています。SSL の設定も可能です。
次のステップでAPI Server で生成されたOData フィードを接続します。
URL: API Server のOData エンドポイントのURL を設定します。フォーマットは、https://your-server:your-port.rsc.
です。プレーンテキストはテストのみに使用し、本番ではTSL の仕様を推奨します。
形式メニューでは、JSON を選択します。
外部オブジェクトを作成したら、次のステップでImpala 外部オブジェクトのデータソース側の変更を反映させます。 Impala テーブルの定義とImpala 外部オブジェクトの定義を同期する必要があります。
Impala を外部オブジェクトとして設定したので、Salesforce 標準オブジェクトと同じようにアクセスが可能になりました。
フィルタリストビューで新しいタブを作成:
Impala 外部オブジェクトの関連テーブルを標準セールスフォースオブジェクトのように表示する:
以下によく質問がある接続の問題についてリストします:
API Server をホスティングしているサーバーがTLS 1.1 以上を使っていること。Windows 版のAPI Server の組み込みサーバーはこれに準拠しています。
IIS の場合には、TLS 1.1 および1.2 がサポートされていますが、デフォルトでは有効化されていません。 これらのプロトコルを有効化するにはhow-to on MSDN および Microsoft technical referenceを参照してください。
Java 版の場合、Java 8では、TLS 1.2 がデフォルトでサポートされていますが、Java 6、7 ではサポートされていません。 もしJava 7以前のベージョンを利用している場合、 this Oracle how-to を参照してください。