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Apache Kafka JDBC Driver

Apache Kafka データに連携するJava アプリケーションを素早く、簡単に開発できる便利なドライバー。

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国産BI ツールのActionista! からKafka に直接連携してビジュアライズ


Actionista! からリアルタイムKafka データに直接連携して分析を実施。


桑島義行
テクニカルディレクター

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JDBC Driver

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Actionista! ロゴ画像

CData Driver for ApacheKafka を使って、国産BIツールのActionista!(https://www.justsystems.com/jp/products/actionista/) からKafka データをノーコードで連携して利用できます。この記事では、間にETL/EAI ツールをはさむ方法ではなく、CData JDBC Driver for ApacheKafka をActionista! 側に組み込むだけで連携を実現できます。

Actionista! からKafka データへの連携を設定

CData JDBC Driver for ApacheKafka をActionista! に配置

  • CData JDBC Driver for ApacheKafka をActionista! と同じマシンにインストールします。
  • 次にインストールした.jar ファイルを以下のパスに格納します:
    ドライバー.jar ファイルのディレクトリ C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for ApacheKafka 2019J\lib\cdata.jdbc.apachekafka.jar
    Actionista! 側のコピー先ディレクトリ C:\JUST\JustBI\jdbc
  • 次に、C:\JUST\JustBI\conf にあるdatamanager.properties プロパティファイルに今回使用するKafka のドライバークラスなどを以下のように指定します:
  •                 
                        # ApacheKafka
                        loader.jdbc.displayName.ApacheKafka = ApacheKafka
                        loader.jdbc.initJdbcUrl.ApacheKafka = jdbc:apachekafka:
                        loader.jdbc.url.ApacheKafka = jdbc:apachekafka:
                        loader.jdbc.driver.ApacheKafka = cdata.jdbc.apachekafka.ApacheKafkaDriver
                        loader.jdbc.dbmsInfo.ApacheKafka = cdata.jdbc.apachekafka.ApacheKafkaDriver
                    
                
  • これでActionista! へのドライバーの配置が完了しました。

Kafka データをActionista! のキューブに取り込み

Actionista! ではデータの保持をキューブという単位で保存します。また、クエリでデータソースからデータを取得するのではなく、キューブに対してクエリを行います。このステップでは、Kafka データをキューブに取り込み、分析で使えるようにします。

  • Actionista! にログインします。
  • 「DataManager」-> 「+キューブの新規作成」をクリックします。
  • CData JDBC Driver はRDB データソースとしてActionista! から利用できるので、「RDB」を選択します。
  • 設定情報にKafka への接続に必要なプロパティを入れます:
    • RDB の種類:には、上のステップでdisplayName で指定した名前をドロップダウンで選びます。
    • 接続URL:Kafka に接続するための認証情報をセミコロン区切りで入力します。

      BootstrapServers およびTopic プロパティを設定して、Apache Kafka サーバーのアドレスと、対話するトピックを指定します。

      認可メカニズム

      • SASL PlainUser およびPassword プロパティを指定する必要があります。AuthScheme は'Plain' に設定します。
      • SASL SSLUser およびPassword プロパティを指定する必要があります。AuthScheme は'Scram' に、UseSSL はtrue に設定します。
      • SSLSSLCert およびSSLCertPassword プロパティを指定する必要があります。UseSSL はtrue に設定します。
      • KerberosUser およびPassword プロパティを指定する必要があります。AuthScheme は'Kerberos' に設定します。

      サーバー証明書を信頼する必要がある場合があります。そのような場合は、必要に応じてTrustStorePath およびTrustStorePassword を指定してください。

      jdbc:apachekafka:User=admin;Password=pass;BootStrapServers=https://localhost:9091;Topic=MyTopic;
    • ユーザー名:接続するアカウントのユーザー名(URL に含めることも可)
    • パスワード:接続するアカウントのパスワード(URL に含めることも可)
  • Actionista! のキューブにKafka を設定(Salesforce is shown.)
  • 「接続」ボタンを押してKafka に接続します。
  • Kafka への接続が完了すると、JDBC Driver がKafka のスキーマを取得して、テーブル・ビューをプルダウンメニューに表示します。分析キューブで使用するテーブル・ビューを選択して、OK ボタンを押します。
  • Kafka のテーブルを選択(Salesforce is shown.)
  • 選択したオブジェクトのカラムが表示されます。JDBC Driver は、Kafka データのスキーマを検出してActionista! に渡すので、カラム名だけでなく、データ型の推定がすでになされています。ここで細かい型修正やデータの抽出条件を必要があれば設定して保存します。
  • Kafka オブジェクトを選択してスキーマ修正(Salesforce is shown.)
  • データマネージャー画面でKafka データを選択して、「+取り込み」ボタンを押すとデータがキューブに保存されます。これでキューブへのデータ登録が完了です。

Actionista! 上にKafka データのダッシュボードを作成する

それでは簡単なダッシュボードを作成していきます。

  • 「Dashboard」-> 「ダッシュボードの新規作成」-> 「キューブから作成」をクリックします。
  • Kafka キューブを選択(Salesforce is shown.)
  • 先ほど作成したKafka データのキューブを選択して、ダッシュボード名を任意で入力して、OK を押します。
  • 左側にある明細パネルを右側のエリアにドラッグ&ドロップしますと、明細パネルの作成ウィンドウが表示されるので、Kafka キューブから表示させる項目を選択します。
  • Kafka キューブから分析で使用するカラムを選択(Salesforce is shown.)
  • そのままキューブのデータが表示することができます。ドリルダウンなどを行いたい場合は、サイドメニューにある分析パネルで作成してください。
  • Kafka データをActionista! でビジュアライズ(Salesforce is shown.)

CData JDBC Driver for ApacheKafka をActionista! で使うことで、ノーコードでKafka データをビジュアライズできました。ぜひ、30日の無償評価版をお試しください。