Tomcat Connection Pool にCData JDBC Driver を設定してKingdee K3 WISE のデータに連携

Tomcat Connection Pool からKingdee K3 WISE に連携接続。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2022-09-12

この記事で実現できるKingdee K3 WISE 連携のシナリオ

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。



CData JDBC Drivers は標準JDBC インターフェースをサポートし、JVM 上で実行されるWeb アプリケーションに統合します。この記事では、Tomcat のConnection Pool からKingdee K3 WISE に接続する方法について詳しく説明します。

Tomcat のConnection Pool 経由でKingdee K3 WISE のデータに接続

  1. CData JAR およびCData .lic ファイルを$CATALINA_HOME/lib にコピーします。CData JAR はインストールディレクトリの[lib]サブフォルダ内にあります。
  2. コンテキストにリソースの定義を追加します:

    接続するには、以下を設定します。

    • URL:Kingdee のルートURL。例えば、Kingdee 13.1 のURL はホストのIP です。
    • AccountId:Kingdee のAisID(アカウントのセットのId)。
    • User:Kingdee に接続するユーザー。
    • Password:ユーザーのパスワード。
    <Resource name="jdbc/kingdeek3wise" auth="Container" type="javax.sql.DataSource" driverClassName="cdata.jdbc.kingdeek3wise.KingdeeK3WISEDriver" factory="org.apache.tomcat.jdbc.pool.DataSourceFactory" url="jdbc:kingdeek3wise:User=myuseraccount;Password=mypassword;URL=http://ip;AccountId=myaccountid;" maxActive="20" maxIdle="10" maxWait="-1" />

    一つのアプリケーションからKingdee K3 WISE へのアクセスを許可するには、上のコードをアプリケーションのMETA-INF ディレクトリにあるcontext.xml に追加します。

    共有リソースの設定には、上のコードを$CATALINA_BASE/conf 内にあるcontext.xml に追加します。共有リソースの設定は、すべてのアプリケーションにSalesforce への接続を提供します。

  3. アプリケーションのweb.xml にリソースへの参照を追加します。 Kingdee K3 WISE のデータ JSP jdbc/KingdeeK3WISE javax.sql.DataSource コンテナ
  4. Connection pool からの接続の初期化: Context initContext = new InitialContext(); Context envContext = (Context)initContext.lookup("java:/comp/env"); DataSource ds = (DataSource)envContext.lookup("jdbc/KingdeeK3WISE"); Connection conn = ds.getConnection();

そのほかのTomcat へのデータ連携ドライバーの統合

上記の手順では、簡単なコネクションプーリングのシナリオでKingdee K3 WISE に接続する方法を説明しました。ほかの使用例や情報については、 Tomcat 製品ドキュメントの 「JNDI Datasource How-To」をご覧ください。

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