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こんにちは!テクニカルディレクターの桑島です。
Denodo Platform は、エンタープライズデータベースのデータを一元管理するデータ仮想化製品です。CData JDBC Driver for LDAP と組み合わせると、Denodo ユーザーはリアルタイムLDAP のデータと他のエンタープライズデータソースを連携できるようになります。この記事では、Denodo Virtual DataPort Administrator でLDAP の仮想データソースを作成する手順を紹介します。
最適化されたデータ処理が組み込まれたCData JDBC Driver は、リアルタイムLDAP のデータを扱う上で比類のないパフォーマンスを提供します。LDAP にSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をLDAP に直接渡し、サポートされていない操作(主にSQL 関数とJOIN 操作)は組み込みSQL エンジンを利用してクライアント側で処理します。組み込みの動的メタデータクエリを使用すると、ネイティブデータ型を使ってLDAP のデータを操作および分析できます。
Denodo からリアルタイムLDAP のデータに接続するには、JDBC Driver のJAR ファイルをDenodo の外部ライブラリディレクトリにコピーし、Virtual DataPort Administration Tool から新しいJDBC データソースを作成する必要があります。
Database URI:必要な接続プロパティを使用してJDBC のURL に設定。例えば次のようになります。
jdbc:ldap:User=Domain\BobF;Password=bob123456;Server=10.0.1.1;Port=389;
Database URI の作成については以下を参照してください。
JDBC URL の作成の補助として、LDAP JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーが使用できます。JAR ファイルをダブルクリックするか、コマンドラインからjar ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.ldap.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
リクエストを認証するには、User およびPassword プロパティを有効なLDAP クレデンシャル(例えば、User を"Domain\BobF" または"cn=Bob F,ou=Employees,dc=Domain")に設定します。 CData 製品は、デフォルトでプレーンテキスト認証を使用します。これは、CData 製品がサーバーとTLS/SSL のネゴシエーションを試みるためです。 AuthMechanism を使って別の認証方法を指定できます。 TLS/SSL コンフィギュレーションについて詳しくは、ヘルプドキュメントの「高度な設定」を参照してください。
データソースを作成したら、Denodo Platform で使用するLDAP のデータの基本ビューを作成できます。
SELECT * FROM cdata_ldap_user CONTEXT ('i18n'='us_est', 'cache_wait_for_load'='true')
基本ビューを作成すると、Denodo Platform の他のデータソースと同様にリアルタイムLDAP のデータを操作できるようになります。例えば、Denodo Data Catalog でLDAP にクエリを実行できます。
CData JDBC Driver for LDAP の30日の無償評価版をダウンロードして、Denodo Platform でリアルタイムLDAP のデータの操作をはじめましょう!ご不明な点があれば、サポートチームにお問い合わせください。