本記事では CData サポート担当からこんなことを聞かれたらどこを確認すべきか?という観点で、よく頂くお問合せ内容をご紹介します。
記事はこちら →Elasticsearch は、人気の分散型の全文検索エンジンです。データを一元的に格納することで、超高速検索や、関連性の細かな調整、パワフルな分析が大規模に、手軽に実行可能になります。Elasticsearch にはデータのローディングを行うパイプラインツール「Logstash」があります。CData Drivers を利用することができるので、CData JDBC Drivers の対応するあらゆるデータソースを簡単にElasticsearch に取り込んで検索・分析を行うことができます。
この記事では、CData Drivers for Microsoft Teams を使って、Microsoft Teams のデータをLogstash 経由でElasticsearch にロードする手順を説明します。
それでは、LogstashでElasticsearch にMicrosoft Teams データ転送を行うための設定ファイルを作成していきます。
組込みOAuth 接続でMS Teams にアクセス可能です。接続すると、本製品はデフォルトブラウザでOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、本製品にアクセス許可を与えます。本製品がOAuth プロセスを完了します。詳細はヘルプドキュメントの「OAuth 認証の使用」を参照してください。
input {
jdbc {
jdbc_driver_library => "../logstash-core/lib/jars/cdata.jdbc.msteams.jar"
jdbc_driver_class => "Java::cdata.jdbc.msteams.MSTeamsDriver"
jdbc_connection_string => "jdbc:msteams:InitiateOAuth=GETANDREFRESH;InitiateOAuth=REFRESH"
jdbc_user => ""
jdbc_password => ""
schedule => "*/30 * * * * *"
statement => "SELECT subject, location_displayName FROM Teams WHERE Id = 'Jq74mCczmFXk1tC10GB'"
}
}
output {
Elasticsearch {
index => "msteams_Teams"
document_id => "xxxx"
}
}
それでは作成した「logstash.conf」ファイルを元にLogstash を実行してみます。
> logstash-7.8.0\bin\logstash -f logstash.conf
成功した旨のログが出ます。これでMicrosoft Teams データがElasticsearch にロードされました。
例えばKibana で実際にElasticsearch に転送されたデータを見てみます。
GET msteams_Teams/_search
{
"query": {
"match_all": {}
}
}
データがElasticsearch に格納されていることが確認できました。
CData JDBC Driver for Microsoft Teams をLogstash で使うことで、Microsoft Teams コネクタとして機能し、簡単にデータをElasticsearch にロードすることができました。ぜひ、30日の無償評価版 をお試しください。