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Microsoft Teams ODBC Driver を使って、ODBC 接続をサポートするあらゆるアプリケーション・ツールからMicrosoft Teams にデータ連携。

Microsoft Teams データにデータベースと同感覚でアクセスして、Microsoft Teams のGroups、Teams、Channels、Messages データに使い慣れたODBC インターフェースで双方向連携。

Microsoft Teams ODBC データソースとの間にInformatica マッピングを作成

Informatica にMicrosoft Teams へのODBC 接続を作成し、Microsoft Teams データを参照および転送。

古川えりか
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2022-06-09

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。

Informatica はデータを転送、変換するための強力で洗練された手段です。CData ODBC Driver for MSTeams は、Informatica の強力なデータ転送・変換機能とシームレスに連携可能な、業界で実証済みの標準ドライバです。このチュートリアルでは、Informatica PowerCenter でMicrosoft Teams データを転送および参照する方法を説明します。

CData ODBC ドライバとは?

CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。

  1. Microsoft Teams をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
  2. 多様なアプリケーション、ツールにMicrosoft Teams データを連携
  3. ノーコードでの手軽な接続設定
  4. 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み

CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてMicrosoft Teams の接続を設定、2.Informatica 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。

CData ODBC ドライバのインストールとMicrosoft Teams への接続設定

まずは、本記事右側のサイドバーからMSTeams ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。

Microsoft Teams への接続に関する情報と、Windows およびLinux 環境でのDSN の設定手順を以下で説明します。

組込みOAuth 接続でMS Teams にアクセス可能です。接続すると、CData 製品はデフォルトブラウザでOAuth エンドポイントを開きます。ログインして、CData 製品にアクセス許可を与えます。CData 製品がOAuth プロセスを完了します。詳細はヘルプドキュメントの「OAuth 認証の使用」を参照してください。

Windows

接続プロパティが未設定の場合は、まずODBC DSN(データソース名)で設定します。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってODBC DSN を作成および設定できます。

Linux

CData ODBC Driver for MSTeams をLinux 環境にインストールする場合、ドライバーのインストールによってDSN が事前に定義されます。DSN を変更するには、システムデータソースファイル(/etc/odbc.ini)を編集し、必要な接続プロパティを定義します。

/etc/odbc.ini

[CData MSTeams Source] Driver = CData ODBC Driver for MSTeams Description = My Description InitiateOAuth = GETANDREFRESH

これらの構成ファイルの使用方法については、オンラインのヘルプドキュメントを参照してください。

Teams データへのリンクテーブルを作成する

「オブジェクトエクスプローラー」からリンクテーブルを作成してライブTeams データにアクセスする方法は、次のとおりです。

ODBC 接続を作成する

下記の手順に従って、Informatica PowerCenter のMicrosoft Teams に接続します。

  1. Informatica Developer ツールで、リポジトリに接続してプロジェクトを作成しておきます。
  2. 「Connection Explorer」ペインで右クリックし、「Create a Connection」をクリックします。
  3. 「New Database Connection」ウィザードが表示されたら、接続に名前とID を入力し、「Type」メニューで「ODBC」を選択します。
  4. 「Connection String」プロパティにjdbc:msteams:InitiateOAuth=GETANDREFRESH; を入力します。

注意:Linux オペレーティングシステムで作業している場合は、「Driver Manager for Linux」プロパティをunixODBC 2.3.x に設定します。

Microsoft Teams データオブジェクトを作成する

Microsoft Teams へのODBC 接続を作成したら、Informatica でMicrosoft Teams エンティティにアクセスできるようになります。下記の手順に従って、Teams エンティティをプロジェクトに追加します。

  1. 「Object Explorer」でプロジェクトを右クリックし、「New」->「Data Object」をクリックします。
  2. ウィザードが表示されたら「Relational Data Object」オプションを選択します。
  3. 「Connection」ボックス横にある「Browse」ボタンをクリックし、先に作成したODBC 接続を選択します。
  4. 既存のリソースからデータオブジェクトを作成するオプションを選択し、「Resource」ボックス横にある「Browse」ボタンをクリックします。
  5. ダイアログが表示されたら、「Show Default Schema Only」オプションの選択を解除してODBC 接続のノードを展開します。必要なエンティティを選択します。 The driver models Microsoft Teams entities as relational tables.(Salesforce is shown.)

これで、Data Viewer でテーブルをブラウズできます。テーブル用ノードを右クリックし「Open」をクリックします。「Data Viewer」ビューで「Run」をクリックします。

Table data and metadata in the Data Viewer.(Salesforce is shown.)

マッピングを作成する

下記の手順に従って、Microsoft Teams ソースをマッピングに追加します。

  1. 「Object Explorer」でプロジェクトを右クリックし、「New」->「Mapping」をクリックします。
  2. Microsoft Teams 接続のノードを展開してから、テーブル用のデータオブジェクトをエディタ上にドラッグします。
  3. ダイアログが表示されたら「Read」オプションを選択します。
The source Microsoft Teams table in the mapping.(Salesforce is shown.)

以下のステップに従って、Microsoft Teams カラムをフラットファイルにマッピングします。

  1. 「Object Explorer」でプロジェクトを右クリックし、「New」->「Data Object」をクリックします。
  2. 「Flat File Data Object」->「Create as Empty」->「Fixed Width」と選択します。
  3. Microsoft Teams オブジェクトのプロパティで目的の行を選択して右クリックし、コピーします。コピーした行をフラットファイルプロパティにペーストします。
  4. フラットファイルのデータオブジェクトをマッピングにドラッグします。ダイアログが表示されたら「Write」オプションを選択します。
  5. クリックおよびドラッグしてカラムを接続します。

Microsoft Teams データを転送するには、ワークスペース内で右クリックして「Run Mapping」をクリックします。

The completed mapping.(Salesforce is shown.)

おわりに

このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。

CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。

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