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こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
Elasticsearch は、人気の分散型全文検索エンジンです。データを一元的に格納することで、超高速検索や、関連性の細かな調整、パワフルな分析が大規模に、手軽に実行可能になります。Elasticsearch にはデータのローディングを行うパイプラインツール「Logstash」があります。CData Drivers を利用することができるので、30日の無償評価版をダウンロードしてあらゆるデータソースを簡単にElasticsearch に取り込んで検索・分析を行うことができます。
この記事では、CData Driver for MySQL を使って、MySQL のデータをLogstash 経由でElasticsearch にロードする手順を説明します。
それでは、Logstash でElasticsearch にMySQL のデータの転送を行うための設定ファイルを作成していきます。
Server およびPort プロパティがMySQL への接続には必須です。IntegratedSecurity をFALSE に設定した場合、User、Password も必須になります。 オプションで、Database を設定することもできます。Database は設定がない場合すべてのデータベースを使えるようになります。
パスワード方式によるSSH接続時に必要なプロパティ一覧を以下に示します。
接続文字列形式では以下のようになります。
User=admin;Password=adminpassword;Database=test;Server=mysql-server;Port=3306;UseSSH=true;SSHAuthMode=Password;SSHPort=22;SSHServer=ssh-server;SSHUser=root;SSHPassword=sshpasswd;
公開鍵認証によるSSH接続時に必要なプロパティ一覧を以下に示します。
接続文字列形式では以下のようになります。
User=admin;Password=adminpassword;Database=test;Server=mysql-server;Port=3306;UseSSH=true;SSHAuthMode=Public_Key;SSHClientCertType=PUBLIC_KEY_FILE;SSHPort=22;SSHServer=ssh-server;SSHUser=root;SSHClientCert=C:\Keys\key.pem;
input { jdbc { jdbc_driver_library => "../logstash-core/lib/jars/cdata.jdbc.mysql.jar" jdbc_driver_class => "Java::cdata.jdbc.mysql.MySQLDriver" jdbc_connection_string => "jdbc:mysql:User=myUser;Password=myPassword;Database=NorthWind;Server=myServer;Port=3306;" jdbc_user => "" jdbc_password => "" schedule => "*/30 * * * * *" statement => "SELECT ShipName, Freight FROM Orders" } } output { Elasticsearch { index => "mysql_Orders" document_id => "xxxx" } }
それでは作成した「logstash.conf」ファイルを元にLogstash を実行してみます。
> logstash-7.8.0\bin\logstash -f logstash.conf
成功した旨のログが出ます。これでMySQL のデータがElasticsearch にロードされました。
例えばKibana で実際にElasticsearch に転送されたデータを見てみます。
GET mysql_Orders/_search { "query": { "match_all": {} } }
データがElasticsearch に格納されていることが確認できました。
CData JDBC Driver for MySQL をLogstash で使うことで、MySQL コネクタとして機能し、簡単にデータをElasticsearch にロードすることができました。ぜひ、30日の無償評価版をお試しください。