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JRuby からNeo4J にデータ連携
リアルタイムNeo4J に連携するシンプルなJRuby アプリケーションを作成します。
最終更新日：2022-10-23
この記事で実現できるNeo4J 連携のシナリオ
こんにちは！ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
JRuby はRuby プログラミング言語の高性能で安定した、完全にスレッド化されたJava 実装です。CData JDBC Driver for Neo4j を使用すると、JRuby からリアルタイムNeo4J へのデータ連携を簡単に実装できます。ここでは、Neo4J に接続し、クエリを実行して結果を表示する簡単なJRuby アプリを作成する方法を説明します。
Neo4J のデータにJDBC で接続
アプリを作成する前に、JDBC Driver のJAR ファイルのインストール場所をメモします。 (通常はC:\Program Files\CDatat\CData JDBC Driver for Neo4j\libにあります。)
JRuby は、JDBC をネイティブにサポートしているため、簡単にNeo4J に接続してSQL クエリを実行できます。java.sql.DriverManager クラスのgetConnection 関数を使用してJDBC 接続を初期化します。
Neo4j に接続するには、次の接続プロパティを設定します。
- Server：Neo4j インスタンスをホスティングしているサーバー。
- Port：Neo4j サービスが稼働しているポート。プロバイダーは、デフォルトでHTTP (7474) ポートに接続します。
- User：Neo4j インスタンスを使用しているユーザーのユーザー名。
- Password：Neo4j インスタンスを使用しているユーザーのパスワード。
- Database：Neo4j インスタンスで対象とするデータベース。デフォルトは"neo4j" です。
ビルトイン接続文字列デザイナー
JDBC URL の構成については、Neo4J JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用してください。JAR ファイルのダブルクリック、またはコマンドラインからJAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.neo4j.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。
以下はNeo4J の一般的なJDBC 接続文字列です。
jdbc:neo4j:Server=localhost;Port=7474;User=my_user;Password=my_password;
Neo4J のデータへの接続性を持つJRuby アプリを作成
新しいRuby ファイル(例: Neo4jSelect.rb) を作成してテキストエディタで開き、次のコードをファイルにコピーします。
require 'java'
require 'rubygems'
require 'C:/Program Files/CData/CData JDBC Driver for Neo4j 2018/lib/cdata.jdbc.neo4j.jar'
url = "jdbc:neo4j:Server=localhost;Port=7474;User=my_user;Password=my_password;"
conn = java.sql.DriverManager.getConnection(url)
stmt = conn.createStatement
rs = stmt.executeQuery("SELECT CategoryId, CategoryName FROM ProductCategory")
while (rs.next) do
puts rs.getString(1) + ' ' + rs.getString(2)
end
ファイルが完成したら、コマンドラインからファイルを実行するだけでJRuby でNeo4J を表示できるようになります。
jruby -S Neo4jSelect.rb
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