こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
Zoho Analytics はモダンなBI およびアナリティクスプラットフォームであり、データに接続、分析したりビジュアライゼーションやダッシュボードを作成して意思決定につながるインサイトを発見できます。
CData Connect Cloud と組み合わせると、Zoho Analytics はレポートや分析のためにOData のデータにクラウドベースで即座にアクセスできます。
Connect Cloud を使用してOData に接続し、Zoho Analytics でダッシュボードを作成してOData のデータを分析する方法を紹介します。
CData Connect Cloud は、OData にクラウドベースのインターフェースを提供し、ネイティブにサポートされているデータベースにデータを複製することなく、Zoho Analytics でOData のデータの分析を実現します。
CData Connect Cloud は、最適化されたデータ処理により、サポートされているすべてのSQL 操作(フィルタ、JOIN など)をOData に直接プッシュし、サーバー側の処理を利用して要求されたOData のデータを高速で返します。
Connect Cloud アカウントの取得
以下のステップを実行するには、CData Connect Cloud のアカウントが必要になります。こちらから製品の詳しい情報とアカウント作成、30日間無償トライアルのご利用を開始できますので、ぜひご利用ください。
OData とのデータ連携について
CData は、リアルタイムOData サービスデータへのアクセスと連携を容易にします。CData のコネクティビティを活用することで、以下のことが可能になります。
- OData バージョン2.0、3.0、4.0 にアクセスすることで、レガシーサービスと最新の機能や性能を活用できます。
- $filter、$select、$expand などの高度なクエリオプションを活用することで、サードパーティツールからのデータ取得を強化します。
- 集計とグループ化をサーバーサイドで実行することで、データ転送を最小限に抑え、パフォーマンスを向上させます。
- Azure AD、Digest、Negotiate、NTLM、OAuth など、さまざまなスキームを使用して安全に認証することで、あらゆる接続での安全な認証を実現します。
- SQL ストアドプロシージャを使用してOData サービスエンティティの管理(エンティティ間の関連付けのリスト、作成、削除)を行います。
CData のソリューションを活用して、OData サービスをPower BI、MicroStrategy、Tableau などの好みのツールに定期的に連携したり、OData サービスからデータベースやデータウェアハウスにデータをレプリケートしたりすることができます。
Connect Cloud からOData への接続
CData Connect Cloud では、直感的なクリック操作ベースのインターフェースを使ってデータソースに接続できます。
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Connect Cloud にログインし、 Add Connection をクリックします。
- Add Connection パネルで「OData」を選択します。
-
必要な認証プロパティを入力し、OData に接続します。
OData への接続
OData に接続するには、Url を有効なOData サービスルートURI に設定する必要があります。 OData サービスにルートドキュメントがない場合、テーブルとして公開したい特定のエンティティをFeedURL に指定してください。
OData への認証
OData は、以下を経由する認証をサポートします。
- HTTP
- Kerberos
- SharePoint Online
- OAuth
- Azure AD
HTTP 認証スキーム
HTTP で認証する場合は、次の表に従ってAuthScheme を設定します。
Scheme | AuthScheme | その他の設定 |
None | None | 認証を必要としない場合に使用。 |
Basic | Basic | User、Password |
NTLM | NTLM | User、Password |
Digest(サポートされている場合) | Digest | User、Password |
その他の認証方法の詳細は、ヘルプドキュメントの「接続の確立」セクションを参照してください。
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Create & Test をクリックします。
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Add OData Connection ページのPermissions タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。
パーソナルアクセストークンの取得
OAuth 認証をサポートしていないサービス、アプリケーション、プラットフォーム、またはフレームワークから接続する場合は、認証に使用するパーソナルアクセストークン(PAT)を作成できます。
きめ細かなアクセス管理を行うために、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。
- Connect Cloud アプリの右上にあるユーザー名をクリックし、「User Profile」をクリックします。
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User Profile ページでPersonal Access Token セクションにスクロールし、 Create PAT をクリックします。
-
PAT の名前を入力して Create をクリックします。
- パーソナルアクセストークンは作成時にしか表示されないため、必ずコピーして安全に保存してください。
接続が構成されたら、CData Connect Cloud を使用してZoho Analytics からOData のデータへの接続、データのインポート、およびダッシュボードの作成が可能になります。
CData Connect Cloud を使用してZoho Analytics からOData へ接続
Zoho Analytics からCData Connect Cloud への接続を確立するには、次の手順を実行します
- Zoho Analytics にログインします。
- 新しい接続を作成し、Cloud Databases を選択して接続モーダルを開きます。
-
次の情報を入力します。
- Database Type - MS SQL Server を選択。
- Endpoint - tds.cdata.com を入力。
- SQL Server Instance Name - 空欄のまま。
- Port - 14333 を入力。
- Username - CData Connect Cloud のユーザー名を入力。ユーザー名はCData Connect Cloud のインターフェースの右上に表示されています。
例えば[email protected] です。
- Password - Settings ページで生成したPAT を入力。
- Database Name - 接続したいCData Connect Cloud データソースのConnection Name を入力。例えばOData1です。
- 「Next」をクリック。
- Orders など、インポートしたいテーブルを選択します。
- テーブルのData Preview がポップアップします。次に、Zoho Analytics で参照できるように、Workspace Name とTable Name を入力します。「Next」をクリックします。
- 定期的にインポートをスケジュールするオプションがあります。設定したら「Create」をクリックします。
- インポートが開始されます。「OK」をクリックします。
- Zoho Analytics Explorer で新しい接続を表示します。
- 新しい接続をクリックすると、テーブルが表示されます。
- Zoho Analytics は、以下のようにユーザーのためにダッシュボードを自動生成できます。
OData のデータをZoho Analytics にインポートし、ダッシュボードを作成できました。
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