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Oracle ODBC Driver

Oracle ODBC Driver を使って、ODBC 接続をサポートするあらゆるアプリケーション・ツールからOracle データベースに連携。

標準ODBC インターフェースでどこからでもバーチャルにOracle データベースに接続可能に。

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Oracle ODBC データソースとの間にInformatica マッピングを作成


Informatica にOracle へのODBC 接続を作成し、Oracle データを参照および転送。


古川えりか
コンテンツスペシャリスト

Informatica はデータを転送、変換するための強力で洗練された手段です。CData ODBC Driver for OracleOCI は、Informatica の強力なデータ転送・変換機能とシームレスに連携可能な、業界で実証済みの標準ドライバです。このチュートリアルでは、Informatica PowerCenter でOracle データを転送および参照する方法を説明します。

Oracle にODBC データソースとして接続する

Oracle への接続に関する情報と、Windows およびLinux 環境でのDSN の設定手順を以下で説明します。

Oracle への接続には、PATH variable をアップデートして、ネイティブDLL が含まれるフォルダロケーションが含まれていることを確認します。ネイティブDLL は、インストールディレクトリのlib フォルダにあります。完了したら次のプロパティを設定します:

  • Port: Oracle データベースをホストしているサーバーに接続するポート。
  • User: Oracle データベースに接続するユーザーのID。
  • Password: Oracle データベースに接続するユーザーのパスワード。
  • Service Name: Oracle データベースのサービス名。

Windows

接続プロパティが未設定の場合は、まずODBC DSN(データソース名)で設定します。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってODBC DSN を作成および設定できます。

Linux

CData ODBC Driver for OracleOCI をLinux 環境にインストールする場合、ドライバーのインストールによってDSN が事前に定義されます。DSN を変更するには、システムデータソースファイル(/etc/odbc.ini)を編集し、必要な接続プロパティを定義します。

/etc/odbc.ini

[CData OracleOCI Source] Driver = CData ODBC Driver for OracleOCI Description = My Description User = myuser Password = mypassword Server = localhost Port = 1521

これらの構成ファイルの使用方法については、オンラインのヘルプドキュメントを参照してください。

Customers データへのリンクテーブルを作成する

「オブジェクトエクスプローラー」からリンクテーブルを作成してライブCustomers データにアクセスする方法は、次のとおりです。

ODBC 接続を作成する

下記の手順に従って、Informatica PowerCenter のOracle に接続します。

  1. Informatica Developer ツールで、リポジトリに接続してプロジェクトを作成しておきます。
  2. 「Connection Explorer」ペインで右クリックし、「Create a Connection」をクリックします。
  3. 「New Database Connection」ウィザードが表示されたら、接続に名前とID を入力し、「Type」メニューで「ODBC」を選択します。
  4. 「Connection String」プロパティにjdbc:oracleoci:User=myuser;Password=mypassword;Server=localhost;Port=1521; を入力します。

注意:Linux オペレーティングシステムで作業している場合は、「Driver Manager for Linux」プロパティをunixODBC 2.3.x に設定します。

Oracle データオブジェクトを作成する

Oracle へのODBC 接続を作成したら、Informatica でOracle エンティティにアクセスできるようになります。下記の手順に従って、Customers エンティティをプロジェクトに追加します。

  1. 「Object Explorer」でプロジェクトを右クリックし、「New」->「Data Object」をクリックします。
  2. ウィザードが表示されたら「Relational Data Object」オプションを選択します。
  3. 「Connection」ボックス横にある「Browse」ボタンをクリックし、先に作成したODBC 接続を選択します。
  4. 既存のリソースからデータオブジェクトを作成するオプションを選択し、「Resource」ボックス横にある「Browse」ボタンをクリックします。
  5. ダイアログが表示されたら、「Show Default Schema Only」オプションの選択を解除してODBC 接続のノードを展開します。必要なエンティティを選択します。 The driver models Oracle entities as relational tables.(Salesforce is shown.)

これで、Data Viewer でテーブルをブラウズできます。テーブル用ノードを右クリックし「Open」をクリックします。「Data Viewer」ビューで「Run」をクリックします。

Table data and metadata in the Data Viewer.(Salesforce is shown.)

マッピングを作成する

下記の手順に従って、Oracle ソースをマッピングに追加します。

  1. 「Object Explorer」でプロジェクトを右クリックし、「New」->「Mapping」をクリックします。
  2. Oracle 接続のノードを展開してから、テーブル用のデータオブジェクトをエディタ上にドラッグします。
  3. ダイアログが表示されたら「Read」オプションを選択します。
The source Oracle table in the mapping.(Salesforce is shown.)

以下のステップに従って、Oracle カラムをフラットファイルにマッピングします。

  1. 「Object Explorer」でプロジェクトを右クリックし、「New」->「Data Object」をクリックします。
  2. 「Flat File Data Object」->「Create as Empty」->「Fixed Width」と選択します。
  3. Oracle オブジェクトのプロパティで目的の行を選択して右クリックし、コピーします。コピーした行をフラットファイルプロパティにペーストします。
  4. フラットファイルのデータオブジェクトをマッピングにドラッグします。ダイアログが表示されたら「Write」オプションを選択します。
  5. クリックおよびドラッグしてカラムを接続します。

Oracle データを転送するには、ワークスペース内で右クリックして「Run Mapping」をクリックします。

The completed mapping.(Salesforce is shown.)