CDATAQUERY 関数を使って、Excel スプレッドシートにPayPal を自動挿入

CDATAQUERY 関数を使ってデータ、スプレッドシートの任意のセルにPayPal データを自動挿入、編集、削除が可能に。

加藤龍彦
ウェブデベロッパー

最終更新日:2013-09-25
paypal ロゴ

CData

excel ロゴ画像
Excel ロゴ

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

CData Excel Add-In for PayPal の関数を使って、スプレッドシートにデータを取り込むことができます。下記の3つの手順では、次のタスクを自動化する方法について説明します:ユーザー定義の値でPayPal を検索し、その結果をExcel スプレッドシートに出力します。

CDATAQUERY 関数の構文は次のとおりです: =CDATAQUERY(Query, [Connection], [Parameters], [ResultLocation]);

この関数に入力する値は以下の3つです:

  • Query:取得したいPayPal データ レコードの宣言修正を簡単な構文で記述。
  • Connection:PayPalConnection1 のような接続名、もしくは接続文字列を入力。接続文字列は、PayPal への接続に必要なプロパティのセミコロン区切りとなります。

    一般的な接続文字列は次のとおりです。

    Schema=SOAP;Username=sandbox-facilitator_api1.test.com;Password=xyz123;Signature=zx2127;

CData 製品は、2つのPayPal API のテーブルを表示します。API は異なる認証方法を使用します。

  • REST API はOAuth 標準を使用します。REST API を認証するには、OAuthClientId、OAuthClientSecret、CallbackURL プロパティを設定する必要があります。
  • Classic API にはSignature API 認証情報が必要です。Classic API を認証するにはUsername、Password、およびSignature プロパティを設定する必要があります。

必要なAPI 資格情報の取得については、ヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。

使用するAPI を選択するには、Schema プロパティをREST またはSOAP に設定します。デフォルトでは、SOAP スキーマが使われます。

テスト目的では、UseSandbox をtrue に設定してSandbox 資格情報を使用できます。

  • ResultLocation:結果のアウトプットを開始するセル。

    スプレッドシートのセルをクエリのインプットとして渡す

    下記の処理では、すべての関数インプットをひとつ目のカラムでオーガナイズするスプレッドシートができます。

    1. 関数をインプットするセルを定義します。接続インプットに加えて、TransactionClass のように、PayPal の検索に使われるフィルタ用の基準を定義する追加のインプットを入力します。
    2. 別のセルに、上で定義したユーザーインプットセルからセルの値を参照する関数を書きます。住所などスペースを含む可能性のある値は、シングルクオートで囲みます。
    3. =CDATAQUERY("SELECT * FROM Transactions WHERE TransactionClass = '"&B5&"'","Schema="&B1&";Username="&B2&";Password="&B3&";Signature="&B4&";Provider=PayPal",B6) Formula inputs used in this example. (Google Apps is shown.)
    4. フィルタを変更してデータを変更します。 The outputs of the formula. (Google Apps is shown.)
  • 関連コンテンツ

    トライアル・お問い合わせ

    30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。