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Qoo10 ODBC Driver

Qoo10 ODBC ドライバーは、ODBC 接続をサポートする任意のアプリケーションからライブなQoo10 データに直接接続できる強力なツールです。標準のODBC ドライバーインタフェースを使用して、データベースのようにQoo10 にアクセスし、在庫、商品、受注などの読み出し、書き込み、および更新を実行できます。

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SAS for Real-Time Reporting and Analytics でCData ODBC Driver for Qoo10 を使用


CData ODBC Driver for Qoo10 を使用してSAS からリアルタイムQoo10 に接続します。


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ODBC

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SAS は、高度なアナリティクス、多変量解析、BI、データ管理、予測分析のためのソフトウェアです。SAS とCData ODBC Driver for Qoo10 を合わせて使うことで、SAS からライブQoo10 データへデータベースライクにアクセスできるようになり、レポーティング、分析能力を向上できます。本記事では、SAS でQoo10 のライブラリを作成し、リアルタイムQoo10 に基づいたシンプルなレポートを作成します。

CData ODBC ドライバーは、ドライバーに組み込まれた最適化されたデータ処理により、SAS でライブQoo10 データを送受信する場合に圧倒的なパフォーマンスを提供します。SAS からQoo10 に複雑なSQL クエリを発行すると、ドライバーはフィルタや集計などのサポートされているSQL 操作をQoo10 に直接プッシュし、組み込みSQL エンジンを利用して、サポートされていない操作(一般的にはSQL 関数とJOIN 操作)をクライアント側で処理します。組み込みの動的メタデータクエリを使用すると、SAS でQoo10 を簡単にビジュアライズおよび分析できます。

ODBC Data Source としてQoo10 に接続

以下は、Qoo10 に接続するための情報と、Windows およびLinux 環境でDSN を構成するための様々なステップです。ODBC Driver for Qoo10 は、SAS System をホストしているマシンにインストールする必要があります。

Qoo10 に接続するには、ApiKey、Password、およびUser が必要です。

Qoo10 へのアクセスの設定

  • API Key を取得するためには、Qoo10 の営業担当者に依頼する必要があります。
  • Qoo10 営業担当社へ依頼すると後日、API Key が送られてきます。

Qoo10 アカウントの認証

次の接続プロパティを設定して接続します。

  • ApiKey:Qoo10 営業担当者から受け取ったAPI Key を設定。
  • User: にログインするためのユーザーID を設定。
  • Password: にログインするためのパスワードを設定。

DSN を構成する際に、Max Rows プロパティを定めることも可能です。これによって返される行数を制限するため、ビジュアライゼーション・レポートのデザイン時のパフォーマンスを向上させるのに役立ちます。

Windows

未指定の場合は、初めにODBC DSN(data source name)で接続プロパティを指定します。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC Data Source Administrator を使用して、ODBC DSN を作成および構成できます。

Linux

Linux 環境にCData ODBC Driver for Qoo10 をインストールする場合、ドライバーのインストールによりシステムDSN が事前定義されます。システムデータソースファイル(/etc/odbc.ini) を編集し、必要な接続プロパティを定義することで、DSN を変更できます。

/etc/odbc.ini

[CData Qoo10 Sys] Driver = CData ODBC Driver for Qoo10 Description = My Description User = userTest Password = passwordTest ApiKey = YOUR_API_KEY

これらの構成ファイルの使用に関する具体的な情報については、ヘルプドキュメントを参照してください。

SAS でQoo10 ライブラリを作成

CData ODBC Driver for Qoo10 に基づくライブラリを追加することで、SAS でQoo10 に接続します。

  1. SAS を開き、[Explorer]ペインで[Libraries]を展開します。
  2. [Active Libraries]ウィンドウで右クリックし、[New]を選択します。
  3. ライブラリに名前を付け(odbclib)、Engine としてODBC を選択し、ライブラリをセッション間で保持する場合は[Enable at startup]をクリックします。
  4. Data Source を以前構成したDSN に設定し、[OK]をクリックします。 Creating a library for Qoo10 in SAS.

Qoo10 クエリからビューを作成

SAS は、ローコードのポイントアンドクリッククエリツールを使用するか、PROC SQL とカスタムSQL クエリのプログラムを使うことで、データのクエリをネイティブにサポートします。SAS でビューを作成すると、ビューがクエリされるたびに定義クエリが実行されます。これは、レポート、チャート、分析について常にライブQoo10 データにクエリを実行することを意味します。

クエリツールの使用

  1. SAS で[Tools]->[Query]と進みます。
  2. データをプルするテーブルソースとテーブルを選択し、[OK]をクリックします。 Selecting table(s) to visualize.
  3. カラムを選択し、右クリックしてフィルタリング、順序付け、グループ化などを追加します。 Selecting columns(s) to visualize and configuring the query.
  4. [SQL Query Tool]ウィンドウを右クリックして[Show Query]を選択し、[Create View]をクリックして、クエリの結果を含むローカルビューを作成します。ビューに名前を付け、[OK] をクリックします。 Create a local view to work with Qoo10 data.

PROC SQL の使用

  1. SAS で、[Editor]ウィンドウに移動します。
  2. PROC SQL を使用してデータをクエリし、ローカルビューを作成します。
    Note:このステップにより、[Work]ライブラリにビューが作成されます。オプションとして、create view ステートメントでライブラリを指定できます。
    proc sql;
      create view goodsdetail_view as
      select 
        itemno, 
        itemtitle 
      from 
        odbclib.goodsdetail 
      where 
        ItemQty = '12';
    quit;
    
  3. [Run]->[Submit]とクリックしてクエリを実行し、ローカルビューを作成します。

SAS のQoo10 データに関するレポートまたはビジュアライズ

ローカルビューを作成すると、パワフルなSAS 機能を使用してQoo10 データをレポート、ビジュアライズ、またはその他の方法で分析できます。PROC PRINT を使用して簡単なレポートを印刷し、PROC GCHART を使用してデータに基づいた基本的なグラフを作成しましょう。

HTML を印刷

  1. SAS で、[Editor]ウィンドウに移動します。
  2. PROC PRINT を使用してQoo10 GoodsDetail データのHTML レポートを印刷します。
    proc print data=goodsdetail;
      title "Qoo10 GoodsDetail Data";
    run;
    
    A simple Qoo10 data report.

チャートを印刷

  1. SAS で、[Editor]ウィンドウに移動します。
  2. PROC GCHART を使用してGoodsDetail データのチャートを作成します。
    proc gchart data=goodsdetail;
      pie itemno / sumvar=itemtitle
          value=arrow
          percent=arrow
          noheading
          percent=inside plabel=(height=12pt)
          slice=inside value=none
          name='GoodsDetailChart';
    run;
    
    A simple Qoo10 data chart.