製品をチェック

Amazon Redshift ODBC Driver の30日間無償トライアルをダウンロード

 30日間の無償トライアルへ

製品の詳細

Amazon Redshift アイコン Amazon Redshift ODBC Driver 相談したい

Amazon Redshift ODBC Driver は、ODBC 接続をサポートするさまざまなアプリケーションからAmazon Redshift データへの接続を実現するパワフルなツールです。

標準ODBC Driver インターフェースを通じて、Amazon Redshift データを読み、書き、更新。

Redshift データをA5:SQL Mk-2 でCRUD クエリする方法

ODBC Driver を使ってAPI コーディングなしでRedshift データを自在にCRUD。

兵藤朋代
コンテンツスペシャリスト

最終更新日:2023-09-01
redshift ロゴ

CData

odbc ロゴ画像
A5:SQL Mk-2 ロゴ

こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している兵藤です。

SQL 開発ツールといえば「A5:SQL Mk-2」が有名です。Windows ODBC に強い!というイメージです。多くのエンジニアやIT 担当者に利用されています。 本記事では、Redshift データをCData ODBC ドライバを使って、A5:SQL MK-2 からクエリする方法を説明します。

CData ODBC ドライバとは?

CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持った製品です。

  1. Redshift をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレデータソースに対応
  2. A5:SQL Mk-2 をはじめとする多様なデータツール、帳票・BI アプリにRedshift データを連携
  3. ノーコードでの手軽な接続設定
  4. 標準SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み

CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてRedshift の接続を設定、2.A5:SQL Mk-2 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。

CData ODBC ドライバのインストールとRedshift への接続設定

まずは、本記事右側のサイドバーからRedshift ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。

ODBC ドライバーのインストール完了時にODBC DSN 設定画面が立ち上がります。または、Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってDSN を作成および設定できます。

Redshift への接続には次を設定します:

  • Server: 接続するデータベースをホストしているクラスタのホスト名およびIP アドレス。
  • Port: クラスタのポート。
  • Database: データベース名、ブランクの場合ユーザーのデフォルトデータベースになります。
  • User: ユーザー名。
  • Password: ユーザーのパスワード。

Server およびPort の値はAWS の管理コンソールで取得可能です:

  1. Amazon Redshift console (http://console.aws.amazon.com/redshift) を開く。
  2. Clusters ページで、クラスタ名をクリック。
  3. クラスタのConfiguration タブで、表示された接続文字列からクラスタのURL をコピーします。

    A5:SQL Mk-2 からのRedshift ODBC データソースのクエリ利用方法

    ODBC DSN の利用方法

    「データベース」→「データベースの追加と削除」を開きます。

    「64bit ODBCシステムデータソースを列挙する」にチェックを入れます。システムデータソースを利用するか、ユーザーデータソースを利用するかはどちらでもかまいません。

    データベースとして、設定しているODBC DSN がツリービューで表示されます。CData ODBC ドライバで設定されたDSN もここに表示されます。

    「CData Redshift Sys」をダブルクリップします。データベースログイン画面が開くので、ODBC DSN 設定時に使ったRedshift のユーザーとパスワードでログインします。

    Redshift のオブジェクトがテーブル・ビュー・ストアドプロシージャにモデル化されて表示されます。

    テーブルを開いてみます。オブジェクトで利用できるデータがカラムとしてモデル化されています。それぞれのカラムにはデータ型の情報も付いています。

    これでA5:SQL Mk2 でRedshift データがクエリできます。

    Redshift データをSELECT する

    対象のテーブル・ビューを右クリックして「SQL の作成」をクリックしてクエリ作成画面を開きます。

    SELECT にチェックを入れます。とりあえず全カラムを指定して条件なしでクエリしてみます。

    SQL クエリがA5M2 から生成されます。実行ボタンで実行するとRedshift の選択したオブジェクトがクエリされ、データがテーブルとして返されます。

    次にフィルタリング条件を付けてみます。SQL の作成画面で「絞り込み条件に利用するカラム」をドロップダウンから選択します。以下の絞り込み条件付きのSQL 文がA5M2から生成されるので、WHERE 句に条件を書いて実行します。

    --*DataTitle "Redshift"."(テーブル名)" --*CaptionFromComment SELECT "Id" -- Id , "LastName" -- LastName , "FirstName" -- FirstName , "Name" -- Name , "Title" -- Title , "Company" -- Company , "Status" -- Status , "Industry" -- Industry FROM "Redshift"."Lead" WHERE "Company" = '(フィルタリング条件を入力)'

    同じ要領でSQL 作成UI から、SELECT だけでなく、INSERT、UPDATE、DELETE のクエリが作成できます。JOIN や集計クエリもANSI-92 のSQL で作れます。

    おわりに

    このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをA5:SQL Mk-2 からコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。

    日本のユーザー向けにCData ODBC ドライバは、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。

関連コンテンツ

トライアル・お問い合わせ

30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。