製品をチェック

無償トライアル:

無償トライアルへ

製品の情報と無償トライアルへ:

Amazon Redshift ODBC Driver

Amazon Redshift ODBC Driver は、ODBC 接続をサポートするさまざまなアプリケーションからAmazon Redshift データへの接続を実現するパワフルなツールです。

標準ODBC Driver インターフェースを通じて、Amazon Redshift データを読み、書き、更新。

データ連携でお困りですか?

お問い合わせ

Remote Oracle Database としてRedshift データにアクセス


Oracle Heterogenous Services を使ってOracle system からRedshift にアクセス。


redshift ロゴ画像
odbc ロゴ画像

ODBC

Oracle Database ロゴ画像


CData ODBC Driver for Redshift を使って、 ODBC 標準をサポートするあらゆるアプリケーションからデータに連携できます。Oracle Database Gateway for ODBC は、ODBC データソースにリモートOracle データベースとして連携接続できるようにするHeterogeneous Services agent (異種サービスエージェント)です。この記事では、CData ODBC Driver for Redshift を使ってRedshift からOracle にデータベースリンクを作成する方法、およびSQL*Plus ツールを介してRedshift に連携してクエリする方法について説明します。SQL Developer からも、データベースリンクの作成およびクエリの実行ができます。

The DSN configuration window. (Salesforce is shown.)

Oracle ODBC Gateway 互換性のための接続プロパティ

ドライバーには複数の接続プロパティがあり、Oracle データベースと同じようにRedshift にアクセスできます。SQL*Plus およびSQL Developer のRedshift を扱う場合は、以下のプロパティを設定します。Oracle ODBC Gateway との互換性のため、認証およびその他の必要な接続プロパティに加えて、以下の接続プロパティを設定する必要があります。

  • MapToWVarchar=False

    このプロパティをSQL_WVARCHAR の代わりにSQL_VARCHAR に設定して文字列データ型をマップします。さまざまなインターナショナルキャラクタセットに対応するため、ドライバーはデフォルトでSQL_WVARCHAR を使います。unicode タイプが返されたときに、このプロパティを使ってORA-28528 Heterogeneous Services データタイプ変換エラーを防ぐことができます。

  • MaximumColumnSize=4000

    このプロパティを設定して、カラムの最大サイズを4000文字に制限します。Oracle Database Gateway では、文字列型はカラムの最大サイズが4000である必要があります。

  • UpperCaseIdentifiers=True

    このプロパティで、識別子を引用しないようにし設定します。このプロパティを使って、大文字の識別子をOracle にレポートします。Oracle はデフォルトで識別子を大文字で格納するため、大文字の識別子を引用から避ける必要はありません。

  • IncludeDualTable=True

    このプロパティを設定して、Oracle DUAL 表をモックします。SQL Developer はこのテーブルを使って接続をテストします。

Heterogeneous Service Agent の初期化

下記の手順に従ってODBC Gateway をRedshift data に作成すると、リアルタイムRedshift にOracle データベースとしてクエリすることが可能になります。

  1. 接続プロパティの指定がまだの場合は、DSN (データソース名)で行います。Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってODBC DSN を作成および設定できます。

    一般的な接続文字列は次のとおりです:

    • User
    • Password
    • Database
    • Server
    • Port

    Redshift への接続には次を設定します:

    • Server: 接続するデータベースをホストしているクラスタのホスト名およびIP アドレス。
    • Port: クラスタのポート。
    • Database: データベース名、ブランクの場合ユーザーのデフォルトデータベースになります。
    • User: ユーザー名。
    • Password: ユーザーのパスワード。

    Server およびPort の値はAWS の管理コンソールで取得可能です:

    1. Amazon Redshift console (http://console.aws.amazon.com/redshift) を開く。
    2. Clusters ページで、クラスタ名をクリック。
    3. クラスタのConfiguration タブで、表示された接続文字列からクラスタのURL をコピーします。

      Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターで必要なプロパティを設定する方法は、ヘルプドキュメントの「はじめに」をご参照ください。

    4. oracle-home-directory\hs\admin フォルダにinitmyredshiftdb.ora ファイルを作成し、以下の設定を追加します:

      HS_FDS_CONNECT_INFO = "Your-Redshift-DSN"
    5. oracle-home-directory\NETWORK\admin にあるlistener.ora ファイルに、次のアドレスを追加します:

      SID_LIST_LISTENER = (SID_LIST = (SID_DESC = (SID_NAME = myredshiftdb) (ORACLE_HOME = your-oracle-home) (PROGRAM = dg4odbc) ) )
    6. oracle-home-directory\NETWORK\admin にあるtnsnames.ora ファイルに、次の接続ディスクリプタを追加します:

      myredshiftdb = (DESCRIPTION= (ADDRESS=(PROTOCOL=tcp)(HOST=localhost)(PORT=1521)) (CONNECT_DATA=(SID=myredshiftdb)) (HS=OK) )
    7. 次のコマンドを使って設定をテストします:

      tnsping myredshiftdb
    8. SQL*Plus を起動し、次のコマンドでデータベースリンクを作成します:

      CREATE DATABASE LINK MYREDSHIFTDB CONNECT TO "user" IDENTIFIED BY "password" USING 'myredshiftdb';

    これで、SQL*Plus で次のようなクエリを実行できます:

    SELECT * from Orders@myredshiftdb;