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Sage 300 に連携するJava アプリケーションを素早く、簡単に開発できる便利なドライバー。

Jetty コネクションプールからSage 300 データに連携。

CData JDBC Driver は、コネクションプーリングをサポートします:本記事では、Jetty のWeb アプリからSage 300 データに連携する手順を説明します。

加藤龍彦
デジタルマーケティング

最終更新日:2023-06-18
sage300 ロゴ

CData

jdbc ロゴ画像
Jetty ロゴ

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

CData JDBC Driver for Sage300 は、Java Web アプリケーションに簡単に統合して利用することができます。本記事では、Jetty でドライバーをコネクションプールとして設定することで、効率的にSage 300 データをアプリケーションで連携利用する方法を説明します。Jetty でJNDI resource for Sage300 を設定します。

DBC Driver for Sage300 を JNDI Data Source として設定

次の手順で、Jetty とSage 300 の接続を確立します。

  1. Jetty ベースでJNDI モジュールを有効化します。JNDI を有効化するコマンドラインは以下の通り:

    java -jar ../start.jar --add-to-startd=jndi
  2. JDBC Driver の.jar ファイルと.lic ファイル(インストールディレクトリのlib フォルダ下)をcontext path のlib フォルダに配置します。
  3. リソースおよびスコープを宣言します。リソース宣言で必要な接続プロパティを入力します。この例では、Sage 300 データソースをWeb アプリケーションのWEB-INF\jetty-env.xml レベルにdeclare しています。

    <Configure id='sage300demo' class="org.eclipse.jetty.webapp.WebAppContext"> <New id="sage300demo" class="org.eclipse.jetty.plus.jndi.Resource"> <Arg><Ref refid="sage300demo"/></Arg> <Arg>jdbc/sage300db</Arg> <Arg> <New class="cdata.jdbc.sage300.Sage300Driver"> <Set name="url">jdbc:sage300:</Set> <Set name="User">SAMPLE</Set> <Set name="Password">password</Set> <Set name="URL">http://127.0.0.1/Sage300WebApi/v1/-/</Set> <Set name="Company">SAMINC</Set> </New> </Arg> </New> </Configure>

    Sage 300 には、Sage 300 Web API で通信するための初期設定が必要となるます。

    • Sage 300 のユーザー向けのセキュリティグループを設定します。Sage 300 のユーザーに、Security Groups の下にあるbSage 300 Web API オプションへのアクセスを付与します(各モジュール毎に必要です)。
    • /Online/Web/Online/WebApi フォルダ内のweb.config ファイルを両方編集して、AllowWebApiAccessForAdmin のキーを true 設定します。webAPI アプリプールを再起動すると設定が反映されます。
    • ユーザーアクセスを設定したら、https://server/Sage300WebApi/ をクリックして、web API へのアクセスを確認してください。

    Basic 認証を使用してSage 300 へ認証します。

    Basic 認証を使用して接続する

    Sage 300 に認証するには、次のプロパティを入力してください。プロバイダーは、クッキーを使用してSage 300 が開いたセッションを再利用することに注意してください。 そのため、資格情報はセッションを開く最初のリクエストでのみ使用されます。その後は、Sage 300 が返すクッキーを認証に使用します。

    • Url:Sage 300 をホストするサーバーのURL に設定します。Sage 300 Web API 用のURL を次のように作成してください。 {protocol}://{host-application-path}/v{version}/{tenant}/ 例えば、 http://localhost/Sage300WebApi/v1.0/-/ です。
    • User:アカウントのユーザー名に設定します。
    • Password:アカウントのパスワードに設定します。
  4. Web xml でリソースを設定します:

    jdbc/sage300db javax.sql.DataSource Container
  5. これで、java:comp/env/jdbc/sage300db へのルックアップでSage 300 データにアクセスできます: InitialContext ctx = new InitialContext(); DataSource mysage300 = (DataSource)ctx.lookup("java:comp/env/jdbc/sage300db");

Jetty にさらに統合

ここでは、シンプルなコネクションプーリングシナリオでのドライバーの接続について説明しました。追加での連携ケースについては、Jetty ドキュメントのWorking with Jetty JNDI  参照してください。

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