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CData Connect

リアルタイムSage 50 UK データをPower Apps で作成したカスタムビジネスアプリに統合

CData Connect Server を使用してSage 50 UK データの仮想SQL Server データベースを作成し、リアルタイムSage 50 UK データをMicrosoft Power Apps で作成したアプリに統合します。

加藤龍彦
ウェブデベロッパー

最終更新日:2022-10-31

こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

Power Apps は、カスタムソフトウェア開発の時間をかけずに、データに接続してWeb とモバイル全体で機能するカスタムビジネスアプリを構築および使用するためのサービスです。CData Connect Server と組み合わせると、Power Apps を使用して構築したアプリからSage 50 UK データにアクセスできます。この記事では、Power Apps からConnect Server に接続し、リアルタイムSage 50 UK データを使用してアプリを構築する方法を説明します。

CData Connect Server は、純粋なSQL インターフェースをSage 50 UK に提供し、データを複製せずにPower Apps からリアルタイムSage 50 UK データに簡単に連携できるようにします。、Power Apps は、CData Connect Server をSQL Server データベースとして認識し、最適化されたデータ処理を使用してサポートされているすべてのSQL 操作(フィルタ、JOIN など)をSage 50 UK に直接プッシュし、サーバーサイドの処理を利用して、Sage 50 UK データを素早く返します。

Sage 50 UK データの仮想SQL データベースを作成

CData Connect Server は、簡単なポイントアンドクリックインターフェースを使用してAPI を生成します。

  1. Connect Server にログインし、「Databases」をクリックします。 データベースを追加
  2. 「Available Data Sources」から「Sage 50 UK」を選択します。
  3. 必要な認証プロパティを入力し、Sage 50 UK に接続します。

    Note:Sage 50 UK 2012 以降のみサポートされています。

    「接続」セクションのUser およびPassword プロパティを、有効なSage 50 UK のユーザー資格情報に設定する必要があります。これらの値は、Sage 50 UK に ログインするために使用するものと同じです。

    さらに、「接続」セクションのURL プロパティを、希望する会社データセットのアドレスに設定する必要がります。アドレスを取得するには、以下を行ってください:

    1. Sage 50 UK ソフトウェアを開きます。
    2. 「Tools」->「Internet Options」をクリックします。
    3. 「SData Settings」タブを選択します。
    4. 「Sage 50 Accounts」の隣にある「Details」ボタンをクリックします。会社名のリストとそれに対応するデータセットのアドレスを含むウィンドウが表示されます。
    5. URL プロパティを希望する会社の隣にあるアドレスフィールドの値に設定します。
    Configuring a connection (Salesforce is shown).
  4. Test Database」をクリックします。
  5. 「Permission」->「 Add」とクリックし、適切な権限を持つ新しいユーザー(または既存のユーザー)を追加します。

CData Connect Server に接続する

Connect Server を使用してSage 50 UK データをPower Apps に統合するには、新しいSQL Server 接続が必要です。

  1. Power Apps にログインします。
  2. 「Data」->「Connections」->「New connection」とクリックします。
  3. SQL Server を選択します。 Creating a new SQL Server Connection
  4. 接続ウィザードにて:

    • 直接接続を選択します。
    • SQL server name をConnect Server インスタンスのアドレスに設定します。(CONNECT_SERVER_URL
    • SQL database name を以前作成したSage 50 UK の仮想データベース名(sageukdb など)に設定します。
    • UsernamePassword を設定し、「Create」をクリックします。 Connecting to Connect Server

Sage 50 UK データを活用するアプリの構築

Connect Server への接続が構成されたら、リアルタイムSage 50 UK データをPower Apps で作成したアプリに統合する事ができるようになります。

  1. Power Apps にログインします。
  2. 「Create」をクリックし、「Start from data」にカーソルを合わせて「Make this app」をクリックします。 Creating a new app from data
  3. 作成したSQL Server 接続を選択します。
  4. 使用するテーブルを検索または選択します。
  5. 「Connect」をクリックします。 Connecting to Sage 50 UK データ
  6. 新しく作成したアプリのレイアウトや、BrowseScreen、DetailScreen、EditScreen で表示されるフィールドの設定などを、ほかのアプリと同じようにカスタマイズします。 Customizing the Sage 50 UK データ app

これで、組織内で使用するために保存・公開することができるリアルタイムSage 50 UK データへの読み取りおよび書き込みアクセスが可能なアプリが完成しました。

アプリケーションからSage 50 UK データへのSQL アクセス

Microsoft Power Apps からリアルタイムSage 50 UK データへの直接接続ができるようになりました。これで、Sage 50 UK データを複製せずにより多くの接続とアプリを作成してビジネスを推進できます。

アプリケーションから直接250+ SaaS 、Big Data 、NoSQL ソースへのSQL データアクセスを取得するには、CData Connect Server を参照してください。

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