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国産BI ツールのActionista! からSage 50 UK に直接連携してビジュアライズ

Actionista! からリアルタイムSage 50 UK データに直接連携して分析を実施。

桑島義行
テクニカルディレクター

最終更新日:2022-07-20
sageuk ロゴ

CData

jdbc ロゴ画像
Actionista! ロゴ

こんにちは!テクニカルディレクターの桑島です。

CData Driver for Sage50UK を使って、国産BIツールのActionista!(https://www.justsystems.com/jp/products/actionista/) からSage 50 UK データをノーコードで連携して利用できます。この記事では、間にETL/EAI ツールをはさむ方法ではなく、CData JDBC Driver for Sage50UK をActionista! 側に組み込むだけで連携を実現できます。

Actionista! からSage 50 UK データへの連携を設定

CData JDBC Driver for Sage50UK をActionista! に配置

  • CData JDBC Driver for Sage50UK をActionista! と同じマシンにインストールします。
  • 次にインストールした.jar ファイルを以下のパスに格納します:
    ドライバー.jar ファイルのディレクトリ C:\Program Files\CData\CData JDBC Driver for Sage50UK 2019J\lib\cdata.jdbc.sage50uk.jar
    Actionista! 側のコピー先ディレクトリ C:\JUST\JustBI\jdbc
  • 次に、C:\JUST\JustBI\conf にあるdatamanager.properties プロパティファイルに今回使用するSage 50 UK のドライバークラスなどを以下のように指定します:
  • # Sage50UK loader.jdbc.displayName.Sage50UK = Sage50UK loader.jdbc.initJdbcUrl.Sage50UK = jdbc:sage50uk: loader.jdbc.url.Sage50UK = jdbc:sage50uk: loader.jdbc.driver.Sage50UK = cdata.jdbc.sage50uk.Sage50UKDriver loader.jdbc.dbmsInfo.Sage50UK = cdata.jdbc.sage50uk.Sage50UKDriver
  • これでActionista! へのドライバーの配置が完了しました。

Sage 50 UK データをActionista! のキューブに取り込み

Actionista! ではデータの保持をキューブという単位で保存します。また、クエリでデータソースからデータを取得するのではなく、キューブに対してクエリを行います。このステップでは、Sage 50 UK データをキューブに取り込み、分析で使えるようにします。

  • Actionista! にログインします。
  • 「DataManager」-> 「+キューブの新規作成」をクリックします。
  • CData JDBC ドライバはRDB データソースとしてActionista! から利用できるので、「RDB」を選択します。
  • 設定情報にSage 50 UK への接続に必要なプロパティを入れます:
    • RDB の種類:には、上のステップでdisplayName で指定した名前をドロップダウンで選びます。
    • 接続URL:Sage 50 UK に接続するための認証情報をセミコロン区切りで入力します。

      Note:Sage 50 UK 2012 以降のみサポートされています。

      「接続」セクションのUser およびPassword プロパティを、有効なSage 50 UK のユーザー資格情報に設定する必要があります。これらの値は、Sage 50 UK に ログインするために使用するものと同じです。

      さらに、「接続」セクションのURL プロパティを、希望する会社データセットのアドレスに設定する必要がります。アドレスを取得するには、以下を行ってください:

      1. Sage 50 UK ソフトウェアを開きます。
      2. 「Tools」->「Internet Options」をクリックします。
      3. 「SData Settings」タブを選択します。
      4. 「Sage 50 Accounts」の隣にある「Details」ボタンをクリックします。会社名のリストとそれに対応するデータセットのアドレスを含むウィンドウが表示されます。
      5. URL プロパティを希望する会社の隣にあるアドレスフィールドの値に設定します。
      jdbc:sage50uk:URL=http://your-server:5493/sdata/accounts50/GCRM/your-address;User=Manager;
    • ユーザー名:接続するアカウントのユーザー名(URL に含めることも可)
    • パスワード:接続するアカウントのパスワード(URL に含めることも可)
  • Actionista! のキューブにSage 50 UK を設定(Salesforce is shown.)
  • 「接続」ボタンを押してSage 50 UK に接続します。
  • Sage 50 UK への接続が完了すると、JDBC Driver がSage 50 UK のスキーマを取得して、テーブル・ビューをプルダウンメニューに表示します。分析キューブで使用するテーブル・ビューを選択して、OK ボタンを押します。
  • Sage 50 UK のテーブルを選択(Salesforce is shown.)
  • 選択したオブジェクトのカラムが表示されます。JDBC Driver は、Sage 50 UK データのスキーマを検出してActionista! に渡すので、カラム名だけでなく、データ型の推定がすでになされています。ここで細かい型修正やデータの抽出条件を必要があれば設定して保存します。
  • Sage 50 UK オブジェクトを選択してスキーマ修正(Salesforce is shown.)
  • データマネージャー画面でSage 50 UK データを選択して、「+取り込み」ボタンを押すとデータがキューブに保存されます。これでキューブへのデータ登録が完了です。

Actionista! 上にSage 50 UK データのダッシュボードを作成する

それでは簡単なダッシュボードを作成していきます。

  • 「Dashboard」-> 「ダッシュボードの新規作成」-> 「キューブから作成」をクリックします。
  • Sage 50 UK キューブを選択(Salesforce is shown.)
  • 先ほど作成したSage 50 UK データのキューブを選択して、ダッシュボード名を任意で入力して、OK を押します。
  • 左側にある明細パネルを右側のエリアにドラッグ&ドロップしますと、明細パネルの作成ウィンドウが表示されるので、Sage 50 UK キューブから表示させる項目を選択します。
  • Sage 50 UK キューブから分析で使用するカラムを選択(Salesforce is shown.)
  • そのままキューブのデータが表示することができます。ドリルダウンなどを行いたい場合は、サイドメニューにある分析パネルで作成してください。
  • Sage 50 UK データをActionista! でビジュアライズ(Salesforce is shown.)

CData JDBC Driver for Sage50UK をActionista! で使うことで、ノーコードでSage 50 UK データをビジュアライズできました。ぜひ、30日の無償評価版をお試しください。

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