ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
詳細はこちら →CData
こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している古川です。
CData Cmdlets for Sage50UK を使えば、PowerShell からSage 50 UK データ データにリアルタイムで連携できます。データ同期などのタスクの連携にぴったりの製品です。 本記事では、PowerShell からCData Cmdlets for Sage50UK およびCData Cmdlets for MySQL を使って、同期スクリプトを作成して実行します。
まずは、PowerShell でSage 50 UK への接続を行います。レプリケーションは4つのステップがあります。
Note:Sage 50 UK 2012 以降のみサポートされています。
「接続」セクションのUser およびPassword プロパティを、有効なSage 50 UK のユーザー資格情報に設定する必要があります。これらの値は、Sage 50 UK に ログインするために使用するものと同じです。
さらに、「接続」セクションのURL プロパティを、希望する会社データセットのアドレスに設定する必要がります。アドレスを取得するには、以下を行ってください:
モジュールのインストール:
Install-Module Sage50UKCmdlets
Sage 50 UK への接続:
$sage50uk = Connect-Sage50UK -URL $URL -User $User
取得ターゲットのリソースの取得:
$data = Select-Sage50UK -Connection $sage50uk -Table "TradingAccounts"
Invoke-Sage50UK cmdlet を使って、SQL-92 クエリを使用することもできます:
$data = Invoke-Sage50UK -Connection $sage50uk -Query 'SELECT * FROM TradingAccounts WHERE TradingAccountUUID = @TradingAccountUUID' -Params @{'@TradingAccountUUID'='c2ef66a5-a545-413b-9312-79a53caadbc4'}
戻り値からカラム名のリストを保存します。
$columns = ($data | Get-Member -MemberType NoteProperty | Select-Object -Property Name).Name
カラム名を指定できるようにして、データをMySQL データベースにレプリケーションします。
モジュールのインストール:
Install-Module MySQLCmdlets
MySQL DB に、MySQL Server 名、ユーザー、パスワード、レプリケーション先のデータベース名を指定して、接続します:
$mysql = Connect-MySQL -User $User -Password $Password -Database $Database -Server $Server -Port $Port
Sage 50 UK、保存された値、そしてAdd-MySQL Cmdlet を使って、MySQL にデータを1レコードずつ挿入します。この例では、MySQL 側のテーブルは、Sage 50 UK のリソース(TradingAccounts)と同じテーブル名を持っている必要があります。
$data | % {
$row = $_
$values = @()
$columns | % {
$col = $_
$values += $row.$($col)
}
Add-MySQL -Connection $mysql -Table "TradingAccounts" -Columns $columns -Values $values
}
一度PowerShell でSage 50 UK とMySQL に接続したら、次からは1行のコマンドでレプリケーションを実施できます:
Select-Sage50UK -Connection $sage50uk -Table "TradingAccounts" | % {
$row = $_
$values = @()
$columns | % {
$col = $_
$values += $row.$($col)
}
Add-MySQL -Connection $mysql -Table "TradingAccounts" -Columns $columns -Values $values
}
別のPowerShell モジュールで、Sage 50 UK を別のデータベースに複製する場合、Select-Sage50UK cmdlet のデータから、カラム、接続およびテーブルを除外しておきましょう。これらのデータはデータ移動のときだけ必要となるためです。
$columns = ($data | Get-Member -MemberType NoteProperty | Select-Object -Property Name).Name | ? {$_ -NotIn @('Columns','Connection','Table')}
これで、Sage 50 UK データをMySQL に複製できました。分析、BI などでSage 50 UK データをMySQL から使うことができるようになります。