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詳細はこちら →Bubble でSalesforce Marketing のデータと連携したアプリを作成
CData Connect Cloud を使ってSalesforce Marketing のOData フィードを作成し、Bubble でカスタムアプリを作成します。
最終更新日:2022-06-02
この記事で実現できるSalesforce Marketing 連携のシナリオ
こんにちは!リードエンジニアの杉本です。
Bubble はアプリや業務用の開発・ローンチを容易にするローコード / ノーコードツールです。さらにCData Connect Cloud と連携することで、ノーコードアプリ開発用のSalesforce Marketing のデータへのクラウドベースのアクセスをノーコードで追加できます。本記事では、CData Connect Cloud 経由でBubble からSalesforce Marketing 連携を実現する方法を紹介します。
CData Connect Cloud はSalesforce Marketing のデータへのクラウドベースのOData インターフェースを提供し、Bubble からSalesforce Marketing のデータへのリアルタイム連携を実現します。
Connect Cloud アカウントの取得
以下のステップを実行するには、CData Connect Cloud のアカウントが必要になります。こちらから製品の詳しい情報とアカウント作成、30日間無償トライアルのご利用を開始できますので、ぜひご利用ください。
Connect Cloud を構成
Bubble でSalesforce Marketing のデータを操作するには、Connect Cloud からSalesforce Marketing に接続し、コネクションにユーザーアクセスを提供してSalesforce Marketing のデータのOData エンドポイントを作成する必要があります。
Salesforce Marketing に接続したら、目的のテーブルのOData エンドポイントを作成します。
(オプション)新しいConnect Cloud ユーザーの追加
必要であれば、Connect Cloud 経由でSalesforce Marketing に接続するユーザーを作成します。
- 「Users」ページに移動し、 Invite Users をクリックします。
- 新しいユーザーのE メールアドレスを入力して、 Send をクリックしてユーザーを招待します。
- 「Users」ページからユーザーを確認および編集できます。
パーソナルアクセストークンの追加
OAuth 認証をサポートしていないサービス、アプリケーション、プラットフォーム、またはフレームワークから接続する場合は、認証に使用するパーソナルアクセストークン(PAT)を作成できます。きめ細かなアクセス管理を行うために、サービスごとに個別のPAT を作成するのがベストプラクティスです。
- Connect Cloud アプリの右上にあるユーザー名をクリックし、「User Profile」をクリックします。
- 「User Profile」ページで「Access Token」セクションにスクロールし、 Create PAT をクリックします。
- PAT の名前を入力して Create をクリックします。
- パーソナルアクセストークンは作成時にしか表示されないため、必ずコピーして安全に保存してください。
Connect Cloud からSalesforce Marketing に接続
CData Connect Cloud では、簡単なクリック操作ベースのインターフェースでデータソースに接続できます。
- Connect Cloud にログインし、 Add Connection をクリックします。
- 「Add Connection」パネルから「Salesforce Marketing」を選択します。
-
必要な認証プロパティを入力し、Salesforce Marketing に接続します。
Salesforce Marketing Cloud API への認証
User およびPassword をログインクレデンシャルに設定するか、sandbox アカウントに接続する場合はsandbox ユーザーのクレデンシャルに設定します。
Salesforce Marketing Cloud API への接続
デフォルトでは、CData 製品は本番環境に接続します。Salesforce Marketing Cloud sandbox アカウントを使用するには、UseSandbox をtrue に設定します。
デフォルトのインスタンスは、Web Services API s7 です。他のインスタンスを使用する場合は、Instance を設定できます。
- Create & Test をクリックします。
- 「Add Salesforce Marketing Connection」ページの「Permissions」タブに移動し、ユーザーベースのアクセス許可を更新します。
Connect Cloud にSalesforce Marketing OData エンドポイントを追加する
Salesforce Marketing に接続したら、目的のテーブルのOData エンドポイントを作成します。
- OData ページに移動し、 Add をクリックして新しいOData エンドポイントを作成します。
- Salesforce Marketing 接続(例:SFMarketingCloud1)を選択し、Next をクリックします。
- 使用するテーブルを選択し、「Confirm」をクリックします。
コネクションとOData エンドポイントを設定したら、Bubble からSalesforce Marketing のデータに接続できます。
Salesforce Marketing のデータに接続したアプリを作成
OData エンドポイントをConnect Cloud に追加したら、Salesforce Marketing のデータへのライブ接続が可能なアプリをBubble で作成できます。
Bubble API Connector を設定
まずは、Bubble からCData Connect Cloud にアクセスするためのAPI Connector を設定します。
- アプリ内で、Plugins タブをクリックして Add plugins をクリックします。
- 「API Connector」を検索して「Install」をクリックします。
- インストール後、「Add another API」ボタンをクリックしてAPI を設定します。
- API に名前を設定します。
- Authentication を「HTTP Basic Auth」に設定します。
- Username をConnect Cloud のユーザーに設定します([email protected])。
- Password を上記のユーザーのPAT に設定します。
- API Call を展開して、「GET」コマンドを選択してURL を先ほど設定したOData エンドポイント(例: https://cloud.cdata.com/api/odata/service/Subscriber)に設定します。
- 「Initialize call」ボタンをクリックしてレスポンスのデータ型を必要に応じて調整します。
- 必要な変更を加えた後、「SAVE」をクリックします。
App UI の設定
API Connector を設定したら、Bubble アプリでSalesforce Marketing のデータを取得できます。本記事では、Excel ライクなテーブルを表示できるUI コンポーネントでデータをリクエストします。
- Plugin タブで、「Excel-like HandsonTable」をインストールします。
- Design タブで、「Excel Table」をワークスペースに追加します。
- Excel Table のData source で、「Get data from an external API」を選択します。
- Type of content を「API Call value」に設定します。
- Data source を"CData Connect Cloud - <API Call の値>"(またはこれと同等な値)に設定します。
- 「Preview」をクリックしてSalesforce Marketing からデータが取得できたことを確認します。
この時点で、バックエンドAPI を設定する手間なくSalesforce Marketing のデータへのライブ接続を持つアプリケーションを開発できます。
クラウドアプリケーションからSalesforce Marketing のデータへのライブ接続
Bubble からSalesforce Marketing リアルタイムデータに直接接続できるようになりました。これで、Salesforce Marketing のデータを複製せずにより多くの接続とアプリを作成できます。
クラウドアプリケーションから直接100を超えるSaaS 、ビッグデータ、NoSQL ソースへのリアルタイムデータアクセスを取得するには、CData Connect Cloud を参照してください。