本記事では CData サポート担当からこんなことを聞かれたらどこを確認すべきか?という観点で、よく頂くお問合せ内容をご紹介します。
記事はこちら →Crystal Reports には、JDBC 標準向けのサポートが組み込まれています。この記事では、SAP の機能を持つ帳票を作成するレポート作成ウィザードの使い方を説明します。
CData JDBC Driver for SAPERP を、ドライバーのJAR をCrystal Reports のクラスパスに含めてインストール:DataDriverCommonElement の下のClassPath element のパスに、 .jar を含むファイルのフルパスを追加します。
CRConfig.xml は通常C:\Program Files (x86)\SAP BusinessObjects\SAP BusinessObjects Enterprise XI 4.0\java に配置されます。— パスはインストールによって若干異なる場合があります。ドライバーのJAR はインストールディレクトリの[lib]サブフォルダ内にあります。
ClassPath にJAR を追加したら、Crystal Reports を再起動します。
下記の手順に従って、レポート作成ウィザードを使ってSAP 接続を作成します。
ウィザードでJDBC 接続URL を選択します。
jdbc:saperp:Host=sap.mydomain.com;User=EXT90033;Password=xxx;Client=800;System Number=09;ConnectionType=Classic;Location=C:/mysapschemafolder;
ドライバーのクラス名を設定:
cdata.jdbc.saperp.SAPERPDriver
SAP への接続はlibrfc32.dll、librfc32u.dll、NetWeaver、Web Services (SOAP) のどれかで行います。 ConnectionType 接続プロパティをCLASSIC (librfc32.dll)、CLASSIC_UNICODE (librfc32u.dll)、NETWEAVER、SOAP に設定します。
SOAP を使う場合、Client、RFCUrl、SystemNumber、User、Password のプロパティを設定します。
それ以外の方法の場合、Host、User、Password、Client、SystemNumber を指定します。
Note: librfc32.dll やその他のSAP 接続には対応しておりません。SAP インストールから対応する接続モジュールをマシンにインストールしておいてください。
詳細情報はobtaining the connection properties を参照してください。
JDBC 接続をSAP に追加したら、レポート作成ウィザードを使ってSAP を帳票に追加できます。
帳票に必要なテーブルやフィールドを選択して、データソースを設定します。この例では、MARA テーブルのMANDT およびMBRSH カラムを使います。
チャートの種類を設定 ウィザードを完了すると、Crystal Reports はSAP data に実行されるSQL クエリをビルドします。ドライバーは、ライブSAP data に対してクエリを実行します。
データのインポートが終わったら、データをサマライズもしくはソートするチャートやレポートオブジェクトを作成できます。[Insert]>[Chart]をクリックして、チャートエキスパートを開きます。Total MBRSH by MANDT を表すグラフを作成するには、MANDT を[On Change Of]メニューセレクションの下のボックスに追加してからMBRSH を[Show Values]の下のボックスに追加します。
完成した帳票をプレビューして、チャートにデータが入っていることを確認します。Null 値を取り除きたい場合は、SelectionFormula を使います。