標準PowerShell cmdlets を使ってSAP Business One DI テーブルにアクセスして、CSV にエクスポート。
CData Cmdlets Module for SAP Business One DI は、直感的なSAP Business One DI データ連携を提供する標準cmdlet です。 本記事では、SAPBusinessOneDI Cmdlets を使ったサンプルを提供します。
SAP Business One DI への接続を設定
SAP Business One DI への接続には以下の接続プロパティを設定します:
- DBServerType: 接続されているサーバーのタイプ。
- Server: 接続先のSAP Business One サーバー。
- CompanyDB: 接続先の会社。
- User: LicenseServer に接続するときに使用されるユーザー名。
- Password: LicenseServer に接続するときに使用されるパスワード。
- LicenseServer (optional): Server と異なる場合。
- UseTrusted (optional): TRUE に設定した場合、Windows 資格情報を介してSQL Server への接続を確立していることを示します。
$conn = Connect-SAPBusinessOneDI -Server "$Server" -DBServerType "$DBServerType" -CompanyDB "$CompanyDB" -User "$User" -Password "$Password"
SAP Business One DI データを取得してCSV にパイプライン
次の手順で、OACT テーブルデータを取得して、結果をCSV ファイルにエクスポートします:
Select-SAPBusinessOneDI -Connection $conn -Table OACT | Select -Property * -ExcludeProperty Connection,Table,Columns | Export-Csv -Path c:\myOACTData.csv -NoTypeInformation
このように、Select-SAPBusinessOneDI から取得した結果を、Select-Object cmdlet に流し、Export-Csv cmdlet に渡す前にいくつかのプロパティを除外しています。これは、CData Cmdlets が接続情報、テーブル、およびカラム情報が結果セットのそれぞれの"行"に挿入されるためです。それらの情報を表示したくない場合に、Export-Csv cmdlet に渡す前に除外を先に行い、それからCSV ファイルにエクスポートします。。
CData Cmdlets から、次のCmdlets にデータをパイプラインするところでは、接続、テーブル、カラムの情報が必要です。このように、CData Cmdlets でデータ連携をシンプルに構成できます。Cmdlets では、モジュールのインストール、接続プロパティの設定だけで、データ連携の構築を始めることができます。是非、CData PowerShell Cmdlets の無償試用版をダウンロードして、シンプルかつパワフルなデータ連携を体感してください。