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詳細はこちら →StiLL からCData ODBC Driver を使ってSAP ByDesign につないでみた
CData ODBC Driver を使って、SAP ByDesign へのデータ連携をStiLL から行うことができます。StiLL の「データベース取得」機能を使って、SAP ByDesign のデータをStiLL で使ってみましょう。
最終更新日:2022-11-20
この記事で実現できるSAP ByDesign 連携のシナリオ
こんにちは!ドライバー周りのヘルプドキュメントを担当している兵藤です。
Excel をUIにした業務アプリ開発ツール「StiLL Standard」には、ODBC でデータベースからのデータを使う機能が備わっているので、これを使ってSAP ByDesign のデータ連携を行うことが可能です。 通常、SAP ByDesign などのSaaS として提供されるアプリケーションにはWeb API でアクセスしますが、CData ODBC Driver によって、RDB にアクセスするのと同感覚で、SAP ByDesign のデータを扱うことができます。
CData ODBC ドライバとは?
CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。
- SAP ByDesign をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレミスデータソースに対応
- 多様なアプリケーション、ツールにSAP ByDesign のデータを連携
- ノーコードでの手軽な接続設定
- 標準 SQL での柔軟なデータ読み込み・書き込み
CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてSAP ByDesign の接続を設定、2.StiLL 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
CData ODBC ドライバのインストールとSAP ByDesign への接続設定
まずは、本記事右側のサイドバーからSAPByDesign ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
CData ODBC Driver for SAPByDesign のDSN をStiLL で選択します。
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未指定の場合は、初めにODBC DSN (data source name) で接続プロパティを指定します。ドライバーのインストールの最後にアドミニストレーターが開きます。Microsoft ODBC Data Source Administrator を使用して、ODBC DSN を作成および構成できます。
SAP ByDesign に接続するには、次の接続プロパティを設定します。
- Url: SAP ByDesign サイトのURL に設定。例:https://test.sapbydesign.com
- User: アカウントのユーザー名に設定。
- Password: アカウントのパスワードに設定。
- CustomService or AnalyticsService: いずれか一方のみを指定する必要があります。データを取得するカスタムサービスがある場合はCustomService を指定します。アナリティクスサービスのレポートを取得する場合はAnalyticsService を指定します。 どちらも指定されていない場合は、'cc_home_analytics.svc' がAnalyticsService プロパティのデフォルトとして使用されます。指定するサービスがわからない場合は、Services ビューをクエリして利用可能なサービスを一覧表示できます。
DSN はビルトインのMicrosoft ODBC データソースアドミニストレーターで設定できます。これはドライバーのインストールの最後の手順です。 Microsoft ODBC データソースアドミニストレーターを使ってDSN を作成および設定する方法は、ヘルプドキュメントの「はじめに」をご参照ください。
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StiLL をインストールしたExcel を開き、StiLL リボンの「StiLL ボタンテンプレート」からボタンを選択します。
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ボタンをダブルクリックして、「DBデータ取得」をクリックします。
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データソース選択画面で、「コンピューターデータソース」から2で設定したCData SAP ByDesign Source を選択します。
SAP ByDesign のデータのStiLL アプリケーションへの取得
StiLL ボタンのBtQuery ウィザードが開くので、SAP ByDesign からデータを指定して、StiLL アプリケーションに取り込みます。
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データを取得したいテーブル名を選択します。テーブルはCData Driver がSAP ByDesignのエンドポイントをモデル化してテーブルにしています。
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テーブル名を選択後、出力項目の選択や、表示セル位置の指定を行います。
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設定後、「OK」を押すだけで、StiLL アプリケーションからSalesforce データが指定された表示位置にロードされます。
SAP ByDesign からStiLL へのデータ連携には、ぜひCData ODBC ドライバをご利用ください
このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。
CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。