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こんにちは!プロダクトスペシャリストの宮本です。
CData Sync は、いろいろなシナリオのデータレプリケーション(同期)を行うことができるスタンドアロンのアプリケーションです。例えば、sandbox および本番インスタンスのデータをデータベースに同期することができます。SAP Netweaver Gateway のデータ をHeroku 上のPostgreSQL に同期することで、Salesforce の通常オブジェクトに加えて、Salesforce 外部オブジェクト(Salesforce Connect)としてSAP Netweaver Gateway のデータへのアクセスが可能になります。
本レプリケーション例では、次が必要です:
CData Sync を使って、SAP Netweaver Gateway のデータ をHeroku 上のPostgreSQL データベースにレプリケーションできます。本記事では、Heroku 上の既存のPostgreSQL を使用します。PostgreSQL データベースをレプリケーション先に指定するには、[接続]タブから進みます。
PostgreSQL への接続には、Port(デフォルトでは5432)、およびデータベース接続プロパティを設定し、サーバーに認証するuser およびpassword を設定します。データベースプロパティが指定されていない場合には、ユーザーのデフォルトデータベースに接続します。
データソース側にSAP Netweaver Gateway を設定します。[接続]タブをクリックします。
SAP Gateway はBasic 認証とOAuth 2.0 認証の両方を許可します。Basic 認証を使用して自分のアカウントに接続するか、OAuth を使用して他のユーザーが彼らのアカウントでサービスからデータを取得できるようにすることができます。基本となる認証情報に加え、SAP Gateway テーブルへのアクセスには以下の追加プロパティが必要です。
Basic 認証では、自分のログインクレデンシャルを使用して接続します。次のプロパティを設定します。
ユーザー資格情報の接続プロパティを設定せずに接続できます。 接続すると、CData 製品はデフォルトブラウザでSAP Gateway OAuth エンドポイントを開きます。ログインして、CData 製品にアクセス許可を与えます。CData 製品が以下のOAuth プロセスを完了します。 他のOAuth 認証フローについては、ヘルプドキュメントの「OAuth 認証の使用」を参照してください。
Data Sync はレプリケーションをコントロールするSQL クエリを簡単なGUI 操作で設定できます。 レプリケーションジョブ設定には、[ジョブ]タブに進み、[ジョブを追加]ボタンをクリックします。 次にデータソースおよび同期先をそれぞれドロップダウンから選択します。
テーブル全体をレプリケーションするには、[テーブル]セクションで[テーブルを追加]をクリックします。表示されたテーブルリストからレプリケーションするテーブルをチェックします。
レプリケーションはテーブル全体ではなく、カスタマイズが可能です。[変更]機能を使えば、レプリケーションするカラムの指定、同期先でのカラム名を変更しての保存、ソースデータの各種加工が可能です。レプリケーションのカスタマイズには、ジョブの[変更]ボタンをクリックしてカスタマイズウィンドウを開いて操作を行います:
インターフェースを使って変更を行うと、レプリケーションのSQL クエリは以下のようなシンプルなものから:
REPLICATE [SalesOrderLineItems]
次のような複雑なものになります:
REPLICATE [SalesOrderLineItems] SELECT [ProductID], [Quantity] FROM [SalesOrderLineItems] WHERE [Quantity] = 15
[スケジュール]セクションでは、レプリケーションジョブの自動起動スケジュール設定が可能です。反復同期間隔は、15分おきから毎月1回までの間で設定が可能です。
レプリケーションジョブを設定したら、[変更を保存]ボタンを押して保存します。複数のSAP Netweaver Gateway のデータ のジョブを作成して、Salesforce の外部オブジェクトとして利用可能です。
SAP Netweaver Gateway のデータ がHeroku 上のPostgreSQL データベースとしてレプリケーションされたので、Heroku のOData インターフェースを設定し、Salesforce Connect から外部オブジェクトとしてデータ連携できるようにします。
まずは、Heroku 上のPostgreSQL データベースに複製されたSAP Netweaver Gateway のデータ への接続のために、データベースに対しHeroku External Object を設定します。
詳しくは、こちらのHeroku documentation を参照してください。
Heroku のOData サービスの設定が終わったら、Salesforce Connect を使って、複製されたSAP Netweaver Gateway のデータ のデータに外部データソースとして連携します。
Salesforce の外部データソース登録が終わったら、次の方法でSAP Netweaver Gateway 外部データソースに変更を反映させます。SAP Netweaver Gateway テーブルの定義とSAP Netweaver Gateway 外部オブジェクトの定義を同期します。
これで、レプリケーションされたSAP Netweaver Gateway エンティティに対して、Salesforce の通常オブジェクトと同じように外部オブジェクトとしてアクセスが可能になりました。
是非、CData Sync の30日の無償評価版 をダウンロードして、Salesforce との連携をお試しください!