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SAP HANA XS Advanced ODBC Driver 相談したいSAP HANA XS Advanced ODBC Driver を使って、ODBC 接続をサポートするあらゆるアプリケーション・ツールからSAP HANA XS Advanced にデータ連携。
SAP HANA XS Advanced データにデータベースと同感覚でアクセスして、SAP HANA XS Advanced データに使い慣れたODBC インターフェースで双方向連携。
CData
こんにちは!テクニカルディレクターの桑島です。
この記事では、Claris FileMaker の外部SQL データソース(ESS)機能とCData ODBC ドライバを利用して、SAP HANA XS Advanced データにシームレスに連携する方法を紹介します。
FileMaker からSAP HANA XS Advanced と連携するには大きく3つの方法があります。本記事では③の方法を解説しますが、①や②の方法を解説する記事も用意していますので、必要に応じて参照してください。
FileMaker のESS 機能は、FileMaker から外部データソースにリアルタイムで接続できる機能です。ただし、ネイティブで使用できるODBC Driver はFileMaker 側がサポートしているドライバーのみであり、CData ODBC ドライバのような任意のサードパーティドライバーを使用することができません。
そこで今回は、CData ODBC ドライバをMySQL に仮想化してアクセスできるようにするSQL Gateway という機能を活用します。この機能を使うことで、FileMaker のESS 側ではデフォルトのMySQL ODBC Driver を使いつつ、SQL Gateway 経由でSAP HANA XS Advanced データに連携することが可能となります。
ちなみに、リアルタイム連携ではなくインポートだけの処理であれば、ESS やSQL Gateway を使わなくてもサードパーティODBC のデータをインポートすることが可能です。詳しくはODBC でSAP HANA XS Advanced データをFilemaker にインポートの記事を参照してください。
CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持ったリアルタイムデータ連携ソリューションです。
CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてSAP HANA XS Advanced の接続を設定、2.Claris FileMaker 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。
まずは、本記事右側のサイドバーからSAPHanaXSA ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。
インストールが完了したら、SAP HANA XS Advanced との接続設定を進めていきましょう。
インストール後自動的にSAP HANA XS Advanced DSN の設定画面が表示されるので、必要な接続プロパティを取得・設定していきます。
SAP HANA XSA はOAuth 認証標準を利用しています。接続する前に、SAP HANA XSA OData サービスを確立する必要があります。ヘルプドキュメントの「カスタムOAuth アプリの作成」セクションを参照してください。
OAuthPassword グラント種別を使用してSAP HANA XSA に接続するには、以下を設定します。
OData サービスを設定したら、カスタムクレデンシャルを使用して接続を確立できます。
次にSQL Gateway で上の手順で作成したSAP HANA XS Advanced ODBC DSN をMySQL サービスとして公開します。
それでは、ESS からSAP HANA XS Advanced に連携していきましょう。MySQL Driver のインストールからはじめます。
このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。
CData ODBC ドライバは日本のユーザー向けに、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。