ノーコードでクラウド上のデータとの連携を実現。
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SAS Data Sets Data Cmdlets 相談したいSAS Data Sets にリアルタイムアクセスできる簡単に使えるPowerShell Cmdlets セット。Cmdlets を使って、SQL サーバーと同じようにデータを簡単に読み出し、書き込み、更新、および削除できます。
CData
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
CData Cmdlets for SASDataSets を使えば、PowerShell からSAS Data Sets に手軽に連携して、データのCRUD やエクスポートを実行できます。
本記事では、SAS Data Sets への接続方法からCSV エクスポート、データの操作までサンプルコード付きで解説していきます。
それでは、まずはSAS Data Sets への接続設定からはじめていきましょう。接続設定にはCData SAS Data Sets Cmdlets が必要となります。右側のサイドバーから製品の全機能が使える30日間の無償トライアルがダウンロードできるので、ぜひご利用ください。
インストールが完了したら、プロファイルに以下の行を追加してください。次のPowerShell セッションでモジュールがロードされます。
Import-Module SASDataSetsCmdlets;
Connect-SASDataSets コマンドを使ってSAS Data Sets との接続を設定します。各接続プロパティの取得方法は次に説明します。
$conn = Connect-SASDataSets -URI "$URI"
SAS DataSets ファイルに接続するには、次の接続プロパティを設定します。
これで接続設定は完了です。
接続が完了したので、restaurants テーブルデータを取得して結果をCSV ファイルにエクスポートします。
Select-SASDataSets -Connection $conn -Table restaurants | Select -Property * -ExcludeProperty Connection,Table,Columns | Export-Csv -Path c:\myrestaurantsData.csv -NoTypeInformation
このコードでは、Select-SASDataSets から取得した結果をSelect-Object に流して、Export-Csv に渡す前にいくつかのプロパティを除外しています。これは、CData Cmdlets が接続情報、テーブル、およびカラム情報を結果セットのそれぞれの行に挿入するためです。それらの情報を表示したくない場合に、Export-Csv コマンドに渡す前に除外を先に行い、そのあとでCSV ファイルにエクスポートします。
それでは、続いてデータの削除や挿入・更新を実行してみます。
以下のように、フィルタリングで合致するレコードを削除することができます。
Select-SASDataSets -Connection $conn -Table restaurants -Where "cuisine = American" | Remove-SASDataSets
データの挿入や更新を使って、加工やクレンジングも行えます。以下の手順では、CSV ファイルのデータを読み込んで挿入対象のオブジェクトに同じレコードが存在するかを確認した上で、存在する場合にはデータを更新、存在しない場合にはデータの挿入を行います。
Import-Csv -Path C:\MyrestaurantsUpdates.csv | %{ $record = Select-SASDataSets -Connection $SASDataSets -Table restaurants -Where ("Id = `'"+$_.Id+"`'") if($record){ Update-SASDataSets -Connection $sasdatasets -Table restaurants -Columns ("name","borough") -Values ($_.name, $_.borough) -Where ("Id = `'"+$_.Id+"`'") }else{ Add-SASDataSets -Connection $sasdatasets -Table restaurants -Columns ("name","borough") -Values ($_.name, $_.borough) } }
このように、CData Cmdlets を使えばPowerShell でのSAS Data Sets データへの連携をシンプルに実現できます。ぜひCData PowerShell Cmdlets の30日間無償トライアルをダウンロードして、シンプルかつパワフルなデータ連携をお試しください。