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CData Connect Server

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ライブSAS xpt データをPower Apps で作成したカスタムビジネスアプリに統合


CData Connect Server を使用してSAS xpt データの仮想SQL Server データベースを作成し、ライブSAS xpt データをMicrosoft Power Apps で作成したアプリに統合します。


加藤龍彦
ウェブデベロッパー

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Connect Server

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Power Apps ロゴ画像

Power Apps は、カスタムソフトウェア開発の時間をかけずに、データに接続してWeb とモバイル全体で機能するカスタムビジネスアプリを構築および使用するためのサービスです。CData Connect Server と組み合わせると、Power Apps を使用して構築したアプリからSAS xpt データにアクセスできます。この記事では、Power Apps からConnect Server に接続し、ライブSAS xpt データを使用してアプリを構築する方法を説明します。

CData Connect Server は、純粋なSQL インターフェースをSAS xpt に提供し、データを複製せずにPower Apps からライブSAS xpt データに簡単に連携できるようにします。、Power Apps は、CData Connect Server をSQL Server データベースとして認識し、最適化されたデータ処理を使用してサポートされているすべてのSQL 操作(フィルタ、JOIN など)をSAS xpt に直接プッシュし、サーバーサイドの処理を利用して、SAS xpt データを素早く返します。

SAS xpt データの仮想SQL データベースを作成

CData Connect Server は、簡単なポイントアンドクリックインターフェースを使用してAPI を生成します。

  1. Connect Server にログインし、「Databases」をクリックします。 Adding a database
  2. 「Available Data Sources」から「SAS xpt」を選択します。
  3. 必要な認証プロパティを入力し、SAS xpt に接続します。

    ローカルSASXpt ファイルへの接続

    URI をSASXpt ファイルを格納しているフォルダに設定すると、ローカルのSASXpt ファイルに接続できます。

    S3 データソースへの接続

    Amazon S3 ソースに接続してSASXpt ファイルを読み込むことができます。以下のプロパティを設定して接続します:

    • URI:接続するバケット内のフォルダに設定。
    • AWSAccessKey:AWS アカウントのアクセスキーに設定。
    • AWSSecretKey:AWS アカウントのシークレットキーに設定。
    • TemporaryLocalFolder:SASXptファイルを一時的にダウンロードするために使用するフォルダへのパス、またはURI に設定。

    Azure Data Lake Storage Gen2 への接続

    ADLS Gen2 に接続してSASXpt ファイルを読み込むことができます。以下のプロパティを設定して接続します:

    • URI:ファイルシステムの名前およびSASXpt ファイルにコンタクトするフォルダの名前に設定。
    • AzureAccount:Azure Data Lake storage アカウントの名前に設定。
    • AzureAccessKey:Azure Data Lake storage Gen 2 ストレージアカウントのアクセスキーに設定。
    • TemporaryLocalFolder:SASXptファイルを一時的にダウンロードするために使用するフォルダへのパス、またはURI に設定。

    Configuring a connection (Salesforce is shown).
  4. Test Database」をクリックします。
  5. 「Permission」->「 Add」とクリックし、適切な権限を持つ新しいユーザー(または既存のユーザー)を追加します。

CData Connect Server に接続する

Connect Server を使用してSAS xpt データをPower Apps に統合するには、新しいSQL Server 接続が必要です。

  1. Power Apps にログインします。
  2. 「Data」->「Connections」->「New connection」とクリックします。
  3. SQL Server を選択します。 Creating a new SQL Server Connection
  4. 接続ウィザードにて:

    • 直接接続を選択します。
    • SQL server name をConnect Server インスタンスのアドレスに設定します。(CONNECT_SERVER_URL
    • SQL database name を以前作成したSAS xpt の仮想データベース名(sasxptdb など)に設定します。
    • UsernamePassword を設定し、「Create」をクリックします。 Connecting to Connect Server

SAS xpt データを活用するアプリの構築

Connect Server への接続が構成されたら、ライブSAS xpt データをPower Apps で作成したアプリに統合する事ができるようになります。

  1. Power Apps にログインします。
  2. 「Create」をクリックし、「Start from data」にカーソルを合わせて「Make this app」をクリックします。 Creating a new app from data
  3. 作成したSQL Server 接続を選択します。
  4. 使用するテーブルを検索または選択します。
  5. 「Connect」をクリックします。 Connecting to SAS xpt data
  6. 新しく作成したアプリのレイアウトや、BrowseScreen、DetailScreen、EditScreen で表示されるフィールドの設定などを、ほかのアプリと同じようにカスタマイズします。 Customizing the SAS xpt data app

これで、組織内で使用するために保存・公開することができるライブSAS xpt データへの読み取りアクセスが可能なアプリが完成しました。

アプリケーションからSAS xpt データへのSQL アクセス

Microsoft Power Apps からライブSAS xpt データへの直接接続ができるようになりました。これで、SAS xpt データを複製せずにより多くの接続とアプリを作成してビジネスを推進できます。

アプリケーションから直接240+ SaaS 、Big Data 、NoSQL ソースへのSQL データアクセスを取得するには、CData Connect Server を参照してください。