Jetty コネクションプールからSharePoint データに連携。

CData JDBC Driver for SharePoint は、Java Web アプリケーションに簡単に統合して利用することができます。本記事では、Jetty でドライバーをコネクションプールとして設定することで、効率的にSharePoint データをアプリケーションで連携利用する方法を説明します。Jetty でJNDI resource for SharePoint を設定します。

DBC Driver for SharePoint を JNDI Data Source として設定

次の手順で、Jetty とSharePoint の接続を確立します。

1. Jetty ベースでJNDI モジュールを有効化します。JNDI を有効化するコマンドラインは以下の通り:

   java -jar ../start.jar --add-to-startd=jndi
2. JDBC Driver の.jar ファイルと.lic ファイル（インストールディレクトリのlib フォルダ下）をcontext path のlib フォルダに配置します。
3. リソースおよびスコープを宣言します。リソース宣言で必要な接続プロパティを入力します。この例では、SharePoint データソースをWeb アプリケーションのWEB-INF\jetty-env.xml レベルにdeclare しています。
   <Configure id='sharepointdemo' class="org.eclipse.jetty.webapp.WebAppContext"> <New id="sharepointdemo" class="org.eclipse.jetty.plus.jndi.Resource"> <Arg><Ref refid="sharepointdemo"/></Arg> <Arg>jdbc/sharepointdb</Arg> <Arg> <New class="cdata.jdbc.sharepoint.SharePointDriver"> <Set name="url">jdbc:sharepoint:</Set> <Set name="User">myuseraccount</Set> <Set name="Password">mypassword</Set> <Set name="Auth Scheme">NTLM</Set> <Set name="URL">http://sharepointserver/mysite</Set> <Set name="SharePointEdition">SharePointOnPremise</Set> </New> </Arg> </New> </Configure>

   SharePoint のベースサイトもしくはサブサイトのURL を設定します。これにより、サイト・サブサイトのすべてのリストを含むSharePoint エンティティをクエリできます。

   Authentication セクションのUser、Password を設定します。SharePoint のオンプレミス版の際にはこの値は必須です。

   SharePoint Online に接続する場合にはSharePointEdition をSHAREPOINTONLINE に設定し、User とPassword を設定します。詳細はヘルプドキュメントの「はじめに」を参照してください。

4. Web xml でリソースを設定します:

   jdbc/sharepointdb javax.sql.DataSource Container

5. これで、java:comp/env/jdbc/sharepointdb へのルックアップでSharePoint データにアクセスできます: InitialContext ctx = new InitialContext(); DataSource mysharepoint = (DataSource)ctx.lookup("java:comp/env/jdbc/sharepointdb");

Jetty にさらに統合

ここでは、シンプルなコネクションプーリングシナリオでのドライバーの接続について説明しました。追加での連携ケースについては、Jetty ドキュメントのWorking with Jetty JNDI 　参照してください。