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詳細はこちら →PowerBuilder からSpark のデータに接続してみた
この記事ではCData ADO.NET Provider を使ってPowerBuilder からSpark にアクセスする方法を説明します。
最終更新日:2021-06-28
この記事で実現できるSpark 連携のシナリオ
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
CData ADO.NET providers は、PowerBuilder を含むMicrosoft .NET をサポートするあらゆるプラットフォームまたは開発テクノロジーから使用できる、使いやすい標準準拠のデータプロバイダーです。 この記事では、CData ADO.NET Provider for SparkSQL をPowerBuilder で使う方法について説明します。
CData ADO.NET Provider for SparkSQL を使ってデータを取得し読み書きを実行する基本的なPowerBuilder アプリケーションを作成する方法について説明します。
- 新規WPF Window Application ソリューションで、接続プロパティに必要なすべてのビジュアルコントロールを追加します。一般的な接続文字列は次のとおりです:
Server=127.0.0.1;
SparkSQL への接続
SparkSQL への接続を確立するには以下を指定します。
- Server:SparkSQL をホストするサーバーのホスト名またはIP アドレスに設定。
- Port:SparkSQL インスタンスへの接続用のポートに設定。
- TransportMode:SparkSQL サーバーとの通信に使用するトランスポートモード。有効な入力値は、BINARY およびHTTP です。デフォルトではBINARY が選択されます。
- AuthScheme:使用される認証スキーム。有効な入力値はPLAIN、LDAP、NOSASL、およびKERBEROS です。デフォルトではPLAIN が選択されます。
Databricks への接続
Databricks クラスターに接続するには、以下の説明に従ってプロパティを設定します。Note:必要な値は、「クラスター」に移動して目的のクラスターを選択し、 「Advanced Options」の下にある「JDBC/ODBC」タブを選択することで、Databricks インスタンスで見つけることができます。
- Server:Databricks クラスターのサーバーのホスト名に設定。
- Port:443
- TransportMode:HTTP
- HTTPPath:Databricks クラスターのHTTP パスに設定。
- UseSSL:True
- AuthScheme:PLAIN
- User:'token' に設定。
- Password:パーソナルアクセストークンに設定(値は、Databricks インスタンスの「ユーザー設定」ページに移動して「アクセストークン」タブを選択することで取得できます)。
- .NET コントロールからDataGrid コントロールを追加します。
-
DataGrid コントロールのカラムを設定します。Account テーブルからいくつかのカラムを以下に示します:
<DataGrid AutoGenerateColumns="False" Margin="13,249,12,14" Name="datagrid1" TabIndex="70" ItemsSource="{Binding}"> <DataGrid.Columns> <DataGridTextColumn x:Name="idColumn" Binding="{Binding Path=Id}" Header="Id" Width="SizeToHeader" /> <DataGridTextColumn x:Name="nameColumn" Binding="{Binding Path=City}" Header="City" Width="SizeToHeader" /> ... </DataGrid.Columns> </DataGrid>
- CData ADO.NET Provider for SparkSQL アセンブリへの参照を追加します。
DataGrid 接続
ビジュアルエレメントが設定されたら、Connection、Command、およびDataAdapter のような標準のADO.NET オブジェクトを使ってSQL クエリの結果をDataTable に表示することができます:
System.Data.CData.SparkSQL.SparkSQLConnection conn
conn = create System.Data.CData.SparkSQL.SparkSQLConnection(connectionString)
System.Data.CData.SparkSQL.SparkSQLCommand comm
comm = create System.Data.CData.SparkSQL.SparkSQLCommand(command, conn)
System.Data.DataTable table
table = create System.Data.DataTable
System.Data.CData.SparkSQL.SparkSQLDataAdapter dataAdapter
dataAdapter = create System.Data.CData.SparkSQL.SparkSQLDataAdapter(comm)
dataAdapter.Fill(table)
datagrid1.ItemsSource=table.DefaultView
上のコードは、指定したクエリからDataGrid にデータをバインドできます。