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詳細はこちら →JRuby からSpark にデータ連携
リアルタイムSpark に連携するシンプルなJRuby アプリケーションを作成します。
最終更新日:2022-10-23
この記事で実現できるSpark 連携のシナリオ
こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。
JRuby はRuby プログラミング言語の高性能で安定した、完全にスレッド化されたJava 実装です。CData JDBC Driver for SparkSQL を使用すると、JRuby からリアルタイムSpark へのデータ連携を簡単に実装できます。ここでは、Spark に接続し、クエリを実行して結果を表示する簡単なJRuby アプリを作成する方法を説明します。
Spark のデータにJDBC で接続
アプリを作成する前に、JDBC Driver のJAR ファイルのインストール場所をメモします。 (通常はC:\Program Files\CDatat\CData JDBC Driver for SparkSQL\libにあります。)
JRuby は、JDBC をネイティブにサポートしているため、簡単にSpark に接続してSQL クエリを実行できます。java.sql.DriverManager クラスのgetConnection 関数を使用してJDBC 接続を初期化します。
SparkSQL への接続
SparkSQL への接続を確立するには以下を指定します。
- Server:SparkSQL をホストするサーバーのホスト名またはIP アドレスに設定。
- Port:SparkSQL インスタンスへの接続用のポートに設定。
- TransportMode:SparkSQL サーバーとの通信に使用するトランスポートモード。有効な入力値は、BINARY およびHTTP です。デフォルトではBINARY が選択されます。
- AuthScheme:使用される認証スキーム。有効な入力値はPLAIN、LDAP、NOSASL、およびKERBEROS です。デフォルトではPLAIN が選択されます。
Databricks への接続
Databricks クラスターに接続するには、以下の説明に従ってプロパティを設定します。Note:必要な値は、「クラスター」に移動して目的のクラスターを選択し、 「Advanced Options」の下にある「JDBC/ODBC」タブを選択することで、Databricks インスタンスで見つけることができます。
- Server:Databricks クラスターのサーバーのホスト名に設定。
- Port:443
- TransportMode:HTTP
- HTTPPath:Databricks クラスターのHTTP パスに設定。
- UseSSL:True
- AuthScheme:PLAIN
- User:'token' に設定。
- Password:パーソナルアクセストークンに設定(値は、Databricks インスタンスの「ユーザー設定」ページに移動して「アクセストークン」タブを選択することで取得できます)。
ビルトイン接続文字列デザイナー
JDBC URL の構成については、Spark JDBC Driver に組み込まれている接続文字列デザイナーを使用してください。JAR ファイルのダブルクリック、またはコマンドラインからJAR ファイルを実行します。
java -jar cdata.jdbc.sparksql.jar
接続プロパティを入力し、接続文字列をクリップボードにコピーします。

以下はSpark の一般的なJDBC 接続文字列です。
jdbc:sparksql:Server=127.0.0.1;
Spark のデータへの接続性を持つJRuby アプリを作成
新しいRuby ファイル(例: SparkSQLSelect.rb) を作成してテキストエディタで開き、次のコードをファイルにコピーします。
require 'java'
require 'rubygems'
require 'C:/Program Files/CData/CData JDBC Driver for SparkSQL 2018/lib/cdata.jdbc.sparksql.jar'
url = "jdbc:sparksql:Server=127.0.0.1;"
conn = java.sql.DriverManager.getConnection(url)
stmt = conn.createStatement
rs = stmt.executeQuery("SELECT City, Balance FROM Customers")
while (rs.next) do
puts rs.getString(1) + ' ' + rs.getString(2)
end
ファイルが完成したら、コマンドラインからファイルを実行するだけでJRuby でSpark を表示できるようになります。
jruby -S SparkSQLSelect.rb
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