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ODBC 接続をサポートする任意のアプリケーションからMicrosoft SQL Server 互換データベースに接続します。

ODBC ドライバーを使用すると、カレントおよびレガシーバージョンのMS SQL との広範な互換性により、標準のJava Database 接続経由でSQL Server にダイレクトモードでアクセスできます。SSL、Kerberos、Integrated Security などを介したセキュアなSQL 接続および認証をサポートします。

SQL Server のデータをTableau Desktop に接続して可視化やダッシュボード構築に活用する方法

CData ODBC Driver は、Tableau へのSQL Server 連携をノーコードで手軽に実現します。

加藤龍彦
デジタルマーケティング

最終更新日:2023-09-07
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CData

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こんにちは!ウェブ担当の加藤です。マーケ関連のデータ分析や整備もやっています。

Tableau といえば、直感的に使えるUI と高度なデータ分析・ダッシュボード構築機能を備えた人気のBI ツールですね。このTableau をCData ODBC Driver for SQL と組み合わせることで、Tableau からリアルタイムでSQL Server データにアクセスできます。本記事では、CData ODBC ドライバのインストールからTableau Desktop でのSQL Server データへの連携、ダッシュボードの構築までをステップバイステップでご紹介します。

CData ODBC ドライバとは?

CData ODBC ドライバは、以下のような特徴を持った製品です。

  1. SQL Server をはじめとする、CRM、MA、会計ツールなど多様なカテゴリの270種類以上のSaaS / オンプレデータソースに対応
  2. Tableau をはじめとする多様なBI・帳票・データ分析ツールにSQL Server データを連携
  3. ノーコードでの手軽な接続設定

CData ODBC ドライバでは、1.データソースとしてSQL Server の接続を設定、2.Tableau 側でODBC Driver との接続を設定、という2つのステップだけでデータソースに接続できます。以下に具体的な設定手順を説明します。

SQL Server のODBC 接続を構成する

まずは、本記事右側のサイドバーからSQL ODBC Driver の無償トライアルをダウンロード・インストールしてください。30日間無償で、製品版の全機能が使用できます。

インストール後自動で開かれるMicrosoft ODBC データソースアドミニストレーターを使って、ODBC DSN を作成および設定できます。

SQL Server 接続プロパティの取得・設定方法

Microsoft SQL Server への接続には以下を入力します。

  • Server: SQL Server が稼働するサーバー名。
  • User: SQL Server に接続するユーザー名。
  • Password: 接続するユーザーのパスワード。
  • Database: SQL Server データベース名。

Azure SQL Server およびAzure Data Warehouse への接続

Azure SQL Server およびAzure Data Warehouse には以下の接続プロパティを入力して接続します:

  • Server: Azure 上のサーバー。Azure ポータルの「SQL databases」(もしくは「SQL data warehouses」)-> データベースを選択 -> 「Overview」-> 「Server name」で確認が可能です。
  • User: Azure に認証するユーザー名。
  • Password: 認証するユーザーのパスワード。
  • Database: Azure ポータルでSQL databases (or SQL warehouses) ページに表示されるデータベース名。

Tableau Desktop にODBC 接続を追加する

次に、Tableau Dekstop を開いて先ほど設定したSQL Server へのODBC 接続を、データソースとして追加しましょう。まずは、Tableau Desktop を起動します。

  1. 起動後最初に表示される画面で、「接続」パネルから、「その他」→「その他データベース(ODBC)」をクリックします。
  2. 接続パネルからODBC 接続画面を表示
  3. 表示される画面の「DSN」に、先ほど設定したCData SQL Server Source を指定して、「接続」をクリックします。完了したら、「サインイン」ボタンをクリックします。
  4. ODBC 接続画面

SQL Server データへの接続はこれだけで完了です!ここからは実際にSQL Server データを取得して、データを使ったダッシュボードを作っていきましょう。

Tableau でSQL Server データを可視化する

可視化・分析に使用するSQL Server データを選択する

まずはSQL Server から可視化 / 分析に使うデータを指定します。

  1. 「データ ソース」の画面が表示されたら、「データベース」ドロップダウンで「CData」を選択します。
  2. データベースドロップダウンでCData を選択
  3. 次に、「スキーマ」ボックスで「🔎」(検索)マークをクリックして、「SQL Server」を選択します。
  4. スキーマボックスでSQL Server を選択
  5. 次に「テーブル」ボックスで、SQL Server 内の可視化したいテーブル名を検索して選択します。または、「🔎」(検索)マークをクリックしてテーブルを一覧を表示してそこから選択したり、「新しいカスタム SQL」ボタンからSQL ベースでデータをクエリすることもできます。
  6. テーブルボックスでテーブルを選択
  7. テーブルを選択すると右側の画面に選択したテーブルが表示されるので、必要に応じてテーブル間の関連付けを行います。画面下部のペインで選択したテーブルのフィールドやプレビューを参照できます。
  8. テーブルを選択して関連付けを行う
  9. 右上の「接続」メニューで「ライブ」オプションをクリックすると、Tableau へのデータロードをスキップしてリアルタイムでデータを扱うことができます。

これで、可視化に使用するデータの準備が整いました。あとは、Tableau の強力な可視化機能をフル活用してデータを可視化 / 分析できます。

SQL Server データを可視化する

それでは、実際にSQL Server のデータを可視化してみましょう。ここでは例としてOrders テーブルのデータを使います。

  1. データソースからシートタブに移動して、「テーブル」以下に表示されているカラムから可視化したいカラムを選択して行と列にドラッグドロップします。Tableau が自動で適切なグラフを選択くれるので、これだけでデータを可視化できました。
  2. テーブルからカラムを選択してドラッグドロップ
  3. 複数のワークシートを作成すれば、組み合わせてダッシュボードを構築することもできます。
  4. シートを組み合わせてダッシュボードを構築

SQL Server からTableau へのデータ連携には、ぜひCData ODBC ドライバをご利用ください

このようにCData ODBC ドライバと併用することで、270を超えるSaaS、NoSQL データをTableau からコーディングなしで扱うことができます。30日の無償評価版が利用できますので、ぜひ自社で使っているクラウドサービスやNoSQL と合わせて活用してみてください。

日本のユーザー向けにCData ODBC ドライバは、UI の日本語化、ドキュメントの日本語化、日本語でのテクニカルサポートを提供しています。

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30日間無償トライアルで、CData のリアルタイムデータ連携をフルにお試しいただけます。記事や製品についてのご質問があればお気軽にお問い合わせください。